基本情報
所在地:〒859-3692 長崎県東彼杵郡川棚町中組郷1518-1
電話:0956-82-3131
【Official site】
川棚町
川棚町(かわたなちょう, Kawatana Town)は、長崎県中央部にある町。東彼杵郡に属する。
地理
長崎県の中央部に位置し、町域の西部は大村湾に面する。
山:虚空蔵山(こくぞうさん)・高見岳・八幡山
隣接市町村
長崎県佐世保市・東彼杵郡波佐見町・東彼杵町
佐賀県嬉野市
歴史
一農漁村としての歴史を歩んでいるが、第二次世界大戦中は川棚海軍工廠が建設され、一時的に人口が急増した。魚雷試験場や特攻隊震洋の訓練施設などもあったことから、現在でも海軍工廠・海軍に関する遺跡や記念碑などが存在する。臨海部の海軍工廠跡地は大手企業の工場が複数誘致されている。
沿革
江戸時代
1814年(文化11年) -東川棚村と西川棚村を合併して川棚村となる。
明治
1889年(明治22年 )大字五反田郷の梅高野を下波佐見村(現 波佐見町)に譲る。
昭和
1934年(昭和9年)11月3日 川棚村が町制施行し、川棚町となる。
1943年(昭和18年)- 彼杵町(現 東彼杵町)小音琴郷の一部を編入する。
1958年(昭和33年)- 役場新庁舎が完成(現庁舎)。
1960年(昭和35年)- 波佐見町中山郷の一部を編入する。
1962年(昭和37年)- 波佐見町中山郷平野地区の一部を編入し、現在の行政区画となる。
1972年(昭和47年)- 佐世保地域広域市町村圏組合に加盟。
平成
1996年(平成8年)10月 - 町の一部で公共下水道の供用を開
2001年(平成13年)4月 - 佐世保市より川棚町に合併協議の呼びかけが行われた。
2002年(平成14年)
3月 - 東彼杵郡任意合併協議会が設置される。
8月~9月
大村市と東彼杵町との合併案を大村市が可決し、東彼杵町が否決した。
東彼杵郡3町での合併案が、該当3町(東彼杵町と川棚町、波佐見町)で可決。
2004年(平成16年)
3月 - 川棚町が合併協議会の離脱を表明。合併協議会は休止状態になる。
7月 - 川棚町が合併協議会に復帰。合併協議会を再開。
2005年(平成17年)3月 - 3町での合併を断念。協議会を解散。
2007年(平成19年)4月 - 長崎県よりパスポート業務が川棚町に移管され、川棚町民は川棚町役場(本庁)でのパスポートの申請・受け取りができるようになった。
2008年(平成20年)4月 - 佐世保市より合併の提案・打診があったが、拒否。
2009年(平成21年)
3月
東彼杵郡合併協議会が住民発議により再び設置。
1972年(昭和47年)より加盟していた佐世保地域広域市町村圏組合が解散。
6月 - 川棚町、波佐見町が協議会解散を提案、合併が白紙に。
8月 - 協議会解散が川棚町、波佐見町で可決。東彼杵町で否決。このように3町で合意にいたらず、協議会は休止状態となったが、実質的な解散となった。
産業
農業
米(棚田で栽培)、トマト(特に小串地区)、ハウスみかん、イチゴ(「さちのか」、「とよのか」、「みつこ」の3品種)、アスパラガス、玉ねぎ、ながさき和牛
漁業
大村湾で捕れるシャコ、ナマコなど。
観光業 - 名所・旧跡・観光スポットの有効活用(下記参照)。イベント(祭り)の企画・実施。
工業
軽工業
食品加工業
日本ハムファクトリー株式会社長崎工場
日本フードパッカー株式会社川棚工場
繊維・衣料 - 株式会社カメオカ長崎工場
重工業
クアーズテック長崎株式会社(旧 東芝セラミックス長崎→コバレントマテリアル長崎) - 合成石英製品を始め、各種耐熱材料等、多様な製品を製造している。
株式会社ディーシー長崎工場- コンクリート製品の製造。
株式会社五島鉱山川棚工場 - 耐火材料の製造。
商業
商店街 - 栄町商店街、江川橋通り商店街
スーパーマーケット - エレナ、マルキョウ川棚店等。
100円ショップ - ダイソー川棚店
ホームセンター - ユートク川棚店
レンタル業 - 長崎ビデオプラザ川棚店
コンビニエンスストア - セブンイレブン(東彼杵川棚店・川棚町倉本橋店)、ローソン(川棚高校前店)、ファミリーマート川棚百津店、デイリーヤマザキ佐世保川棚店
携帯電話ショップ - docomo(ドコモショップ川棚店)、au
商工会
東彼商工会
2008年(平成20年)に東彼杵郡3町の川棚町商工会、東彼杵町商工会、波佐見町商工会が合併し、東彼商工会となった。
川棚町商工会が東彼商工会(本所)
東彼杵町商工会、波佐見町商工会はそれぞれ東彼杵支所、波佐見支所となる。
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】