天比登都柱(あめのひとつばしら) それは夢の島・壱岐
また神の世界と地上の世界を結ぶ一本柱の國、それが壱岐

どうぞ、食を文化をご堪能ください

半生かじめと生あおさ

 

半生かじめ

 

あおさ​

 

季節ですね~。
あおさは食した方は多いと思います。お吸い物などに最適で他に具はいらないお吸い物。特に永〇園のお吸い物に近くて遠い美味しさです。

「かじめ」は逆にもしかしたらご存じない方も多いのかもしれません。あったかい味噌汁にいれるだけ。冷めて来ると味噌がかじめを吸い込むような現象が起こりますが、する必要はありません。具はかじめのみ、もしくは大根のみ。家庭によって、少しずつ違うようです。
上品なお吸い物、お味噌汁をご賞味ください。

 

 

 

 


 

 

 

 

【かじめ】

カジメ(搗布、学名:Ecklonia cava)は、コンブ目 レッソニア科カジメ属に属する褐藻の一種。

特徴
1年目は1枚の笹の葉状だが、2年目になると茎部の先に羽根状の葉状部を持つようになる。

低潮線付近から漸深帯の岩礁に見られ、水深3〜10mの岩礁上に密な群落(海中林)を形成する。薬品原料、肥料、食料品などとして用いられてきた。日本では主に本州中部太平洋側と九州北部に分布する。

クロメに似るが、カジメは葉の中央部が厚く、葉にシワがなく平滑である点などが異なる。


【あおさ】

アオサ(石蓴)は、アオサ目アオサ科アオサ属 Ulva の緑藻の総称。アオサノリとも呼ばれる。

概要
狭義には旧アオノリ属を除く伝統的なアオサ属の種を指し、広義にはアオサ科あるいはアオサ目の海藻を含む。アオサ属は2層の細胞層からなる膜状体で、一般に鮮緑色を呈する。日本各地・世界各地の沿岸に普通に見られ、海岸に打ち上げられた状態でもよく目にする。

食品としての「アオサ」は、現在[いつ?]その多くがヒビミドロ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属のヒトエグサ(Monostroma nitidum)を用いている。ヒトエグサの食用利用についてはヒトエグサを参照。本記事では、主として属名 Ulva たるアオサについて述べる。

生態
アオサは、一般的に潮の満ち引きのある浅い海の岩などに付着して生息・繁殖する。海水に浮遊した状態でも成長・繁殖する場合がある。

アオサの生活環は同型世代交代型であり、胞子体・雄性配偶体・雌性配偶体の3種の藻体が共存するが、これらの外見上の区別は不可能である。無性世代である胞子体が成熟すると、辺縁の嚢から4本の鞭毛を有する遊走子が遊離する。遊走子が有性配偶体になり熟成すると、性別があり2本の鞭毛を有する配偶子が遊離する。雌雄の配偶子は接合して胞子体に成長するが、配偶子がそのまま同性の配偶体になる無性生殖の生活環を有する種も存在する。遊走子や配偶子を放出した成熟個体は枯死する。


アオサ属の藻の形態には個体間に大きな差異が認められ、しばしば種レベルの同定が困難である。以下に日本産の種を列挙した[1]。

Ulva arasakii ナガアオサ
Ulva californica
Ulva clathrata タレツアオノリ(ホソエダアオノリ、ヒゲアオノリ、Syn. Enteromorpha clathrata、Enteromorpha crinita、Enteromorpha ramulosa、Ulva muscoides)
Ulva compressa ヒラアオノリ(Syn. Enteromorpha compressa)
Ulva conglobata ボタンアオサ
Ulva fasciata リボンアオサ
Ulva fenestrata チシマアナアオサ
Ulva flexuosa キヌイトアオノリ(ワタゲアオノリ、Syn. Enteromorpha flexuosa、Enteromorpha plumosa)
Ulva intestinalis ボウアオノリ(イトアオノリ、Syn. Enteromorpha intestinalis、Enteromorpha capillaris)
Ulva lactuca オオバアオサ(Syn. Ulva latissima sensu Nagai)
Ulva linza ウスバアオノリ(Syn. Enteromorpha linza)
Ulva ohnoi ミナミアオサ
Ulva pertusa アナアオサ
Ulva prolifera スジアオノリ(Syn. Enteromorpha prolifera)
Ulva reticulata アミアオサ
Ulva rigida アオサリカ(Syn. Ulva armoricana、Ulva scandinavica)
Ulva spinulosa コツブアオサ
Ulva sublittoralis オオアオサ
Ulva tanneri ヒメボタンアオサ(Syn. Chloropelta caespitosa)
ヤブレグサ属 Umbraulva のウシュクアオサ U. amamiensisとヤブレグサ U. japonica は、アオサ属に含まれたことがある。

また、アオノリ属 Enteromorphaのアオノリなどは、アオサと藻体の構造が異なっており、別属に分けられていたが、DNA分析などによりアオサ属に含められた。

ヒトエグサ Monostroma nitidumは、かつてはアオサ目に含まれていたものの、近年[いつ?]ヒビミドロ目に移された。

緑潮
海水の富栄養化などが原因でアオサが大量繁殖すると緑潮(グリーンタイド)となる。その多くが不稔性のアオサである。稔性のアオサは遊走子や配偶子を放出すると枯死してしまうのに対して、不稔アオサは成熟せず成長し続けることとなる。

大繁殖したアオサは漁網に絡まり、沿岸に漂着したものが腐敗して悪臭を発し、多量に堆積すると底生生物を窒息状態に陥らせる。悪臭の問題は既に1921年に日本海藻学の祖である岡村金太郎によって指摘されていたが、顕著化したのは水質汚濁が進んだ1970年代以降である。アオサの大量繁殖は自然環境への打撃のみならず漁業や観光(海水浴やウォータースポーツ、潮干狩り等)への経済的打撃をも与える。

しかしアオサは成長が早く、海水中の炭素や窒素、リン、栄養塩などを効率よく吸収するため、海水の浄化に寄与している一面も持つ。

日本各地で現出するアオサ緑潮の原因種は発生箇所や発生時によってさまざまだが、日本沿岸でよく見られるアナアオサ型、温暖海域生息のアミアオサ型とリボンアオサ型、そしてヨーロッパでよく見られる U. armoricana 型の4分類群が原因種だと推定されている。

大量繁殖したアオサの活用法は緑潮問題を抱える自治体によって進められ、食料や飼肥料に転化させる動きもあるが、多くは回収されたのち焼却処分されるのが現状。

利用
食用
ふりかけの海苔などとして加工される。伝統的なアオサ属はかつて、旧アオノリ属やヒトエグサと比べると総じて品質が劣るとされた。これは主に、ヒトエグサでは藻体を構成する細胞が一層に薄く並んでいるのに対し、アオサでは二層となっており、口に含んだ時の食感や食味が良くないためである。一般的にアオノリの方が高価であり、解きほぐれるように食感も良く濃密な芳香があるのに対して、アオサは香りが薄く、いつまでも口に残るような硬さがあり、また苦味を感じる場合もある。

しかし青海苔の消費拡大に伴い、伝統的アオサ属が旧アオノリ属の代用として利用されるようになり、現在では[いつ?]アオノリの出荷量を上回るようになっている[2]。アオサが食用に利用され始めたのは、アオサ大量発生が問題化し始めた1970年代[要出典]。この大量発生するアオサの多くは不稔性のアオサである。配偶子などを放出する稔性のアオサは放出すると枯死するものの、不稔アオサは繁殖の生活環において枯死することはなく、藻体は拡大成長を続けることとなる。横浜市の八景島近辺の金沢湾で大量発生する不稔アオサを青海苔粉として加工した試作品が作られている。

養殖場では人工採苗によって海苔網へ種付けし、河口付近などの穏やかな海に海苔網を張って養殖する。

食用養殖のアオサや海中繁殖のアオサとは別に、富栄養化などが原因で大量繁殖し緑潮として沿岸に漂着する伝統的アオサの食用化も試みられている。ただし漂着した時点で砂や泥にまみれ、また腐敗が始っているため、漂着前に海上で回収したものの方が食用に適している。

なお青海苔業界では古くより、大阪より東で取れるという意味で伝統的アオサ属によるアオサを「ばんどう(阪東)アオサ」、「坂東粉(ばんどうこ)」と呼び、旧アオノリ属による製品と区別している。

2019新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るった2020年、中部大学は2月20日に「海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 ─新型コロナウイルスでの効果にも期待─」というタイトルのプレスリリースを発表した[3]。感染が拡大する新型コロナウイルスへの有効性が立証されたわけではないが、誤解を招くタイトルから「アオサは新型コロナウイルスに効果がある」という不確かな情報が拡散し、アオサが店で売り切れたり、転売が発生したりした[3]。この状況に批判も相次ぎ、中部大学側はプレスリリースを削除し、「意図した内容と違う捉え方をされ、反響が大きくなってしまっているということで、一旦取り下げた」と回答した[3]。

飼肥料用
北海道ではウニの人工飼育において飼料用に不稔性のアオサを養殖する。不稔アオサは成熟せず成長を続けるので飼料に適している。

大量繁殖し沿岸に漂着したアオサを回収し、塩類除去や乳酸発酵などの工程を経て、魚貝類や鶏(鶏卵)の飼料や、田畑の堆肥として用いる試みが各地で行われている。

こういった海藻の飼肥料化をマリンサイレージと呼ぶ。

エネルギー用
アオサを発酵させてメタンガスを発生させ、バイオマスエネルギーとして利用しようとする取り組みが大阪府立大学、東京ガス、九州産業大学・福岡女子大学・西部ガスなどでそれぞれおこなわれる。発生したメタンガスは燃料として、或いは発電用燃料としての利用が考えられる。また超臨界水によってガス化する取り組みもある。ただしコスト面などの理由で実用化には至っていない。


 

 

【長崎県壱岐市の概要】
壱岐市(いきし)は、長崎県の壱岐島を主な行政区域とする市である。壱岐振興局の所在地。

地理
壱岐島は九州本土の福岡市から北西に約80km、佐賀県北端部の東松浦半島から北北西に約20kmの玄界灘上に位置する離島である。北西の海上に対馬が位置している。壱岐島の面積は133.82km2、南北17km、東西15km。有人島としては壱岐島の南西部の沖合いに原島と長島、大島が、北側の沖合いに若宮島の合計4島がある。また島周辺には19ヶ所の無人島がある。これらをまとめて壱岐(壱岐諸島)と呼ぶ。

市域全域が壱岐対馬国定公園に指定されている。

有人島 : 壱岐島、原島、長島、大島、若宮島
無人島 : 火島、阿瀬ノ島、机島、平島、児島、蛇島、牛島、アカガ島、名烏島、辰ノ島、手長島、黒ヶ島、青嶋、赤嶋、名嶋、小島、金城瀬、妻ヶ島、小島
山 : 岳の辻(たけのつじ、標高212.8m、郷ノ浦町)、久美ノ尾(ぐみのお、標高175m、郷ノ浦町)、男岳(おんだけ、標高168m、芦辺町)、女岳(めんだけ、標高149m、芦辺町)
河川 : 谷江川、幡鉾川、刈田院(かりたいん)川
池 : 大清水池(勝本町布気触)

気候
対馬と同様、暖流である対馬海流の影響を受けており比較的温暖な気候で、季節を問わず比較的湿度が高い。春先に吹く南寄りの強風を春一番と呼ぶが、元々は壱岐市の漁師達が呼んでいた物が気象用語となった。

隣接自治体
一島一市の為、陸続きの隣接自治体は存在しない。海を挟んで向かい合う対馬市、佐賀県唐津市、福岡県福岡市(西区・博多区)、糸島市と隣接扱いされることがある。

歴史
『古事記』に伊伎島と記され、国土誕生の際日本で最初に出来た大八島の一つとされる。
『魏志倭人伝』に、邪馬台国の支配下にあった一支国(いきこく)が存在したと記されている。→一支国
律令制下では壱岐国(いきのくに)として一つの令制国をなした。→壱岐国

近現代
明治
1871年(明治4年)
7月14日- 廃藩置県により、平戸県となる。江戸時代、壱岐が平戸藩の領地であったことによる。
11月14日 - 長崎県、大村県、島原県、平戸県、福江県が合併し、長崎県となる。
1872年(明治5年)2月 - 区制の施行に伴い、壱岐を第76大区、77大区、78大区の3大区とし、浦を村に合わせて22小区(22村)に区分。壱岐の自治制の基礎となる。
1873年(明治6年)12月 - 3大区を廃止・統合し、壱岐全島を第30大区とする。
1878年(明治11年)
10月
郡区町村編制法の長崎県での施行により、壱岐郡と石田郡の2郡となり、22村に分けられる。
壱岐石田郡役所が石田郡の武生水村に置かれる。
長崎県議会議員の定数が決定し、 壱岐郡・石田郡合わせて定員3名となる。
1879年(明治12年)- 第1回長崎県会議員選挙が行われる。
1882年(明治15年)- 県会議員の定数を変更し、壱岐郡2名、石田郡1名(合計数は変化なし)とする。
1883年(明治16年)- 佐賀と分県し、現在の長崎県となる。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の各村が発足。
石田郡 - 武生水村、渡良村、初山村、柳田村、沼津村、志原村、石田村
壱岐郡 - 香椎村、鯨伏村、田河村、那賀村、箱崎村
1896年(明治29年)4月1日 - 郡制施行により、壱岐郡と石田郡が合併し改めて壱岐郡が発足。同日石田郡消滅。
郡役所の名称が壱岐郡役所となる。

大正
1922年(大正11年)8月 - 壱岐総村組合を設立。
1925年(大正14年)4月1日 -【町制施行】武生水村⇒武生水町
1926年(大正15年) - 壱岐郡役所を廃止し、長崎県壱岐支庁を設置する。
昭和
1935年(昭和10年)4月1日 -【町制施行】香椎村⇒勝本町
1947年(昭和22年)11月3日 -【町制施行】田河村⇒田河町
1948年(昭和23年)4月1日 - 島内各町村の共同事務処理を目的として、壱岐郡町村組合が設立。
1955年(昭和30年)2月11日
【新設合併】武生水町、渡良村、柳田村、沼津村、志原村、初山村⇒郷ノ浦町
【新設合併】勝本町、鯨伏村⇒勝本町(新町制)
1955年(昭和30年)4月1日 - 【新設合併】田河町・那賀村⇒芦辺町
1956年(昭和31年)9月30日 -【編入】箱崎村を芦辺町へ
1958年(昭和33年)4月1日 -【編入】郷ノ浦町の一部を石田村へ
1961年(昭和36年)4月1日 -【編入】芦辺町の一部を石田村へ
1970年(昭和45年)8月1日 -【町制施行】石田村⇒石田町
1972年(昭和47年)4月1日 - 壱岐郡町村組合常備消防(壱岐市消防本部の前身)が発足。
1981年(昭和56年)4月1日 - 壱岐郡町村組合を壱岐広域圏町村組合と改称。

平成
2004年(平成16年)
2月29日 - 壱岐市合併に伴い、壱岐広域圏町村組合を解散。
3月1日 -【新設合併・市制施行】郷ノ浦町、勝本町、芦辺町、石田町⇒壱岐市
壱岐市発足時の人口は約3万4000人で市役所は旧郷ノ浦町にある。
2005年(平成17年)4月1日 - 長崎県の組織再編で、壱岐支庁が壱岐地方局と改称。
2007年(平成19年)4月1日 - パスポート事務が壱岐地方局から壱岐市役所総務課(郷ノ浦庁舎)に移譲される。
2009年(平成21年)4月1日 - 長崎県の組織再編で、壱岐地方局が壱岐振興局と改称。
2011年(平成23年)4月1日 - 壱岐島で1950年(昭和25年)以来61年ぶりに学校の統廃合が行われ、中学校が10校から4校に減少

経済
行政的には長崎県に属するが、長崎県本土への直接の交通は長崎空港行きの小型機で一日二便しかない。地理的にも距離が近く、フェリー等の便数が多い福岡県や佐賀県との繋がりの方が大きい。壱岐市の郵便番号(811-5-)も、電話の市外局番(0920)も福岡に近いものになっている。

産業
漁業
夏場は近海でのイカ漁が行われる、特に剣先イカ漁が盛んで剣先イカの中でも特に大きく品質が良い物を選別し、「壱岐剣」としてブランド化が行われている。冬場はブリやマグロ漁が盛んであり、特にマグロは青森県大間町と並ぶ産地として知られる。半城湾などの一部の湾では真珠養殖なども行われている。
農業
県内第2位の面積の平野、深江田原を中心として稲作が盛んである。また古代米である赤米の生産も行われている。葉たばこ、メロン、ユズなどの生産量も多い。畜産業も盛んで特に子牛生産は全国的にも有名で、高級牛と呼ばれる松阪牛や神戸牛の中には壱岐市生まれの牛が多数存在する。最近になって親牛まで育てないと地名を名前に冠する事が出来ないため親牛まで肥育する畜産農家も現れ、壱岐牛として市場に出ている。
製造業
大手メーカーの工場などは存在しないが、海産物の加工業や、菓子製造業など小規模な製造業が営まれている。
麦焼酎の発祥の地とされ、規模は小さいものの多数の醸造メーカーが操業している。
建設業
離島振興法などの影響で多数の土木建設業者が存在するが、地方税や交付金などが減少し公共事業が減ったため、どこも厳しい経営を強いられている。その為か最近他業種に進出する建設業者が多く見受けられる。
商業

イオン壱岐店
郷ノ浦、芦辺、勝本、石田の4地区に商店街がある。
長崎県の離島では唯一、芦辺地区にイオンの支店がある(2015年(平成27年)8月まではダイエーだったが、ダイエーの店舗網再編に伴ってイオンストア九州へ移管し、同社から委託されたイオン九州の運営となった)。
郷ノ浦町柳田地区にはドラッグストア(ドラッグストアモリ)やディスカウントストア(ダイレックス)、レンタルビデオ(ゲオ)の支店が進出している。
2012年(平成24年)から2017年(平成29年)にかけてコンビニエンスストアが芦辺地区に2店(ファミリーマート、ポプラ)、郷ノ浦地区に2店(ポプラ・ファミリーマート)、勝本地区に1店(ポプラ(24時間ではない))、計5店が出店した。2015年(平成27年)6月には長崎県壱岐病院の売店として、24時間営業ではないがポプラグループの生活彩花が開店した。

名産品
麦焼酎(壱岐市は麦焼酎発祥の地とされ、壱岐焼酎はWTOの協定で産地保護を受ける。)
壱岐の華 株式会社壱岐の華
壱岐 玄海酒造株式会社
壱岐っ娘(いきっこ) 壱岐の蔵酒造株式会社
天の川 天の川酒造株式会社
山乃守(やまのもり) 有限会社山の守酒造場
猿川(さるこう) 株式会社猿川伊豆酒造
雪洲 重家酒造株式会社

松永安左エ門翁 玄海酒造株式会社

壱岐牛(原ノ辻遺跡より日本最古の牛骨が出土し、鎌倉時代末期編纂の『国牛十図』では壱岐の牛が登場

壱岐剣(最高級の剣先イカ)
マグロ
ウニ

姉妹都市・提携都市
日本の旗長野県諏訪市
1994年(平成6年)5月24日に旧勝本町と諏訪市が河合曾良の終焉の地と生誕の地としての縁で、友好都市提携を結び、旧勝本町が他3町と合併後も新市に受け継がれる。
日本の旗兵庫県朝来市
2015年(平成27年)6月27日に友好都市提携。江戸時代中期の但馬地方(現・朝来市)で起きた大規模な農村一揆で捕らえられ、壱岐の島に流罪となった小山弥兵衛(こやま やへえ)が、子どもたちに読み書き・そろばんを教授するなど当時の壱岐に住む人々の生活文化の向上に貢献したことから。
日本の旗福島県双葉郡楢葉町
2016年(平成28年)9月4日に防災・教育・経済友好交流宣言を締結。

地名
市内の人が住んでいるか、住んだことがある場所の地名には必ず「浦」、「触」(ふれ)、「島」の何れかが付く。浦とは漁業、商業を中心とした地域で旧町村に置いて中心的な地域であった。触とは農業を中心とした地域で、郷ノ浦町本村触、諸吉本村触、山崎触、箱崎諸津触などの一部の例外を除き原則として散村形態を取る。島とは文字通り、壱岐島周辺の島である。現在妻ヶ島は町域名として残るものの、無人島となっている。

住所表記として用いられる「郷」の他に、行政上の単位で、自治会としても用いられる行政区の所属についても併記する。

郷ノ浦町(ごうのうらちょう)
壱岐市合併前に、旧石田村に編入した地域を除き町域名の前に郷ノ浦町。郵便番号は811-51で始まる。

旧武生水(むしょうず)町
片原触(かたばるふれ)
行政区: 小林、片原北部、片原東部、片原南部、片原中部、喜応寺ヶ丘
郷ノ浦(ごうのうら)
行政区: 前下ル町、先下ル町、築出、先町、元居、本町(南半)、亀川迎町(南半)
庄触(しょうふれ)
行政区: 庄南部、庄中部、庄北部
永田触(ながたふれ)
行政区: 永田、今宮、新道(東半)、??ノ尾(一部)
東触(ひがしふれ)
行政区: 中尾、??ノ尾(大部分)、古城(南半)
本村触(ほんむらふれ)
行政区: 紺屋町、大里、大神、本村西部、新道(西半)、本町(北半)、亀川迎町(北半)
旧柳田(やなぎだ)村
牛方触(うしかたふれ、柳田村時代は半城牛方触)
行政区: 牛方
大浦触(おおうらふれ、柳田村時代は半城大浦触)
行政区: 大浦
木田触(きだふれ、柳田村時代は物部木田触)
行政区: 木田
田中触(たなかふれ、柳田村時代は物部田中触)
行政区: 田中、古城(北半)
半城本村触(はんせいほんむらふれ)
行政区: 半城本村
物部本村触(ものべほんむらふれ)
行政区: 物部本村
柳田触(やなぎだふれ、柳田村時代は物部柳田触)
行政区: 柳田
旧志原(しわら)村
釘山触(くぎやまふれ)
行政区: 釘山
志原西触(しわらにしふれ、志原村時代は西触)
行政区: 志原西
志原南触(しわらみなみふれ、志原村時代は南触)
行政区: 志原南第一、志原南第二
大原触(たいばるふれ)
行政区: 大原上、大原下
平人触(ひろうとふれ)
行政区: 平人
久喜触(くきふれ)(石田村に全域編入、現在は石田町久喜触)
旧初山(はつやま)村
坪触(つぼふれ)
行政区: 坪の東部 坪の中部 坪の南部
初山西触(はつやまにしふれ、初山村時代は西触)
行政区: 初山西の南部 初山西の中部 初山西の北部
初山東触(はつやまひがしふれ、初山村時代は東触)
行政区: 初瀬 初山東の東部 初山東の西部
若松触(わかまつふれ)
行政区: 若松の東部 若松の中部 若松の西部
旧渡良(わたら)村
大島(おおしま)
行政区: 大島
長島(ながしま)
行政区: 長島
原島(はるしま)
行政区: 原島
麦谷触(むぎやふれ)
行政区: 干水、麦谷、神ノ木、宇土、船越
渡良浦(わたらうら)
行政区: 神田、渡良浦、小崎
渡良西触(わたらにしふれ、渡良村時代は西触)
行政区: 迫、渡良西
渡良東触(わたらひがしふれ、渡良村時代は東触)
行政区: 大東、栗岳、牧前、牧後
渡良南触(わたらみなみふれ、渡良村時代は南触)
行政区: 前目、漆
旧沼津(ぬまづ)村
有安触(ありやすふれ、沼津村時代は長峰有安触)
行政区: 日ノ組、田ノ頭、海曲、尾越、崎辺
小牧西触(こまきにしふれ、沼津村時代は黒崎西触)
行政区: 小牧、母ヶ浦
小牧東触(こまきひがしふれ、沼津村時代は黒崎東触)
行政区: 森、小牧東、横内(西半)
里触(さとふれ、沼津村時代は黒崎里触)
行政区: 里
新田触(しんでんふれ、沼津村時代は黒崎新田触)
行政区: 新田
長峰東触(ながみねひがしふれ)
行政区: 山口、野志和
長峰本村触(ながみねほんむらふれ)
行政区: 長峰本村、篠石、横内(東半)
勝本町(かつもとちょう)
全域町域名の前に勝本町。郵便番号は811-55で始まる。

旧勝本(かつもと)町
大久保触(おおくぼふれ、鯨伏村編入前は可須大久保触)
行政区: 大久保触
片山触(かたやまふれ、鯨伏村編入前は新城片山触)
行政区: 片山触
勝本浦(かつもとうら、鯨伏村編入前は可須勝本浦)
行政区: 築出、新町、湯田、坂口、蔵谷、黒瀬東、上方、黒瀬仲、黒瀬西、鹿下東、鹿下仲、鹿下西、田間、川尻、正村、仲折、田中(大部分)、琴平(東半)、赤滝(西半)、馬場先(一部)
北触(きたふれ、鯨伏村編入前は新城北触)
行政区: 北触
西戸触(さいとふれ、鯨伏村編入前は可須西戸触)
行政区: 西戸触、田中(一部)
坂本触(さかもとふれ、鯨伏村編入前は可須坂本触)
行政区: 坂本触、馬場先(大部分)、琴平(西半)
新城西触(しんじょうにしふれ)
行政区: 新城西触
新城東触(しんじょうひがしふれ)
行政区: 新城東触
仲触(なかふれ、鯨伏村編入前は可須仲触)
行政区: 仲触、天ヶ原、塩谷、町ノ先、赤滝(東半)
東触(ひがしふれ、鯨伏村編入前は可須東触)
行政区: 東触    
旧鯨伏(いさふし)村
上場触(うわばふれ、鯨伏村時代は立石上場触)
行政区: 上場触、湯ノ浦(一部)
立石仲触(たていしなかふれ)
行政区: 立石仲触
立石西触(たていしにしふれ)
行政区: 立石西触
立石東触(たていしひがしふれ)
行政区: 立石東触
立石南触(たていしみなみふれ)
行政区: 立石南触、山神
布気触(ふけふれ、鯨伏村時代は立石布気触)
行政区: 布気触、湯ノ浦(大部分)
本宮仲触(ほんぐうなかふれ)
行政区: 本宮仲触
本宮西触(ほんぐうにしふれ)
行政区: 本宮西触、火矢ノ先
本宮東触(ほんぐうひがしふれ)
行政区: 本宮東触
本宮南触(ほんぐうみなみふれ)
行政区: 本宮南触、白滝
湯本浦(ゆのもとうら、鯨伏村時代は立石湯野本浦)
行政区: 湯ノ本浦
百合畑触(ゆりはたふれ、鯨伏村時代は立石百合畑触)
行政区: 百合畑触
芦辺町(あしべちょう)
壱岐市合併前に、旧石田村に編入した地域を除き町域名の前に芦辺町。

旧田河(たがわ)町
郵便番号は811-53で始まる。

芦辺浦(あしべうら、田河町時代は諸吉芦辺浦)
行政区: 芦辺浦日の出町、芦辺浦田町、芦辺浦向町、芦辺浦東部、芦辺浦東札場、芦辺浦平和、芦辺浦山口町、芦辺浦西部、芦辺浦西町、芦辺浦安泊、芦辺浦緑ヶ丘、芦辺浦吉ヶ久保
深江栄触(ふかえさかえふれ)
行政区: 深江栄、深江栄東、深江前目
深江鶴亀触(ふかえつるきふれ)
行政区: 深江鶴亀
深江東触(ふかえひがしふれ)
行政区: 深江東
深江平触(ふかえひらふれ)
行政区: 深江平
深江本村触(ふかえほんむらふれ)
行政区: 深江本村
深江南触(ふかえみなみふれ)
行政区: 深江南
諸吉大石触(もろよしおおいしふれ)
行政区: 諸吉大石、諸吉昭和町
諸吉仲触(もろよしなかふれ)
行政区: 諸吉須気、諸吉内坂、諸吉後目
諸吉東触(もろよしひがしふれ)
行政区: 諸吉山藤、諸吉山王、諸吉奈良
諸吉二亦触(もろよしふたまたふれ)
行政区: 諸吉二亦、諸吉高尾、諸吉辻林
諸吉本村触(もろよしほんむらふれ)
行政区: 諸吉本村、諸吉清水、諸吉外海、諸吉内海、諸吉大久保、八幡浦三軒屋、八幡浦西新町、八幡浦西町、八幡浦西中町、八幡浦東中町、八幡浦東町
諸吉南触(もろよしみなみふれ)
行政区: 諸吉南、諸吉今里
旧箱崎(はこざき)村
郵便番号は811-54で始まる。芦辺町となった時に、瀬戸浦を除き「箱崎」を冠称するようになった。

瀬戸浦(せとうら)
行政区: 瀬戸浦先の川、瀬戸浦南町、瀬戸浦仲町、瀬戸浦石橋町、瀬戸浦西町、瀬戸浦向町、瀬戸浦恵美須、瀬戸浦少弐、瀬戸浦津持、瀬戸浦桜木町、瀬戸浦新横浜、瀬戸浦新瀬戸
箱崎江角触(はこざきえすみふれ)
行政区: 箱崎江角
箱崎釘ノ尾触(はこざきくぎのおふれ)
行政区: 箱崎釘ノ尾
箱崎大左右触(はこざきたいそうふれ)
行政区: 箱崎大左右
箱崎谷江触(はこざきたにえふれ)
行政区: 箱崎谷江、箱崎谷江東
箱崎中山触(はこざきなかやまふれ)
行政区: 箱崎中山
箱崎本村触(はこざきほんむらふれ)
行政区: 箱崎本村
箱崎諸津触(はこざきもろつふれ)
行政区: 箱崎諸津
旧那賀(なか)村
郵便番号は811-57で始まる。

国分川迎触(こくぶかわむかえふれ)
行政区: 国分川迎
国分当田触(こくぶとうだふれ)
行政区: 国分当田
国分東触(こくぶひがしふれ)
行政区: 国分東
国分本村触(こくぶほんむらふれ)
行政区: 国分本村、国分開拓
住吉後触(すみよしうしろふれ)
行政区: 住吉後
住吉東触(すみよしひがしふれ)
行政区: 住吉東
住吉前触(すみよしまえふれ)
行政区: 住吉前
住吉山信触(すみよしやまのぶふれ)
行政区: 住吉山信
中野郷仲触(なかのごうなかふれ)
行政区: 中野郷元の口、中野郷惣清
中野郷西触(なかのごうにしふれ)
行政区: 中野郷西
中野郷東触(なかのごうひがしふれ)
行政区: 中野郷東
中野郷本村触(なかのごうほんむらふれ)
行政区: 中野郷本村
湯岳興触(ゆたけこうふれ)(旧石田村に約半分を編入、一部は石田町湯岳興触)
行政区: 湯岳辻里
湯岳今坂触(ゆたけこんざかふれ)
行政区: 湯岳今坂
湯岳本村触(ゆたけほんむらふれ)
行政区: 湯岳本村
湯岳射手吉触(ゆたけいてよしふれ)(旧石田村に全域編入、現在は石田町湯岳射手吉触)
石田町(いしだちょう)
湯岳興触の一部を除き、全て町域名の前に石田町。郵便番号は811-52で始まる。

旧石田(いしだ)村
池田仲触(いけだなかふれ)
行政区: 池田仲上、池田仲下
池田西触(いけだにしふれ)
行政区: 池田西上 池田西下
池田東触(いけだひがしふれ)
行政区: 池田東
石田西触(いしだにしふれ)
行政区: 石田西前、石田西原、昭和町
石田東触(いしだひがしふれ)
行政区: 石田東
印通寺浦(いんどうじうら、町制施行までは石田印通寺浦)
行政区: 君ヶ浦東、君ヶ浦西、田中、本町、祝町
筒城仲触(つつきなかふれ)
行政区: 筒城仲上、筒城仲下
筒城西触(つつきにしふれ)
行政区: 筒城西
筒城東触(つつきひがしふれ)
行政区: 筒城東北、筒城東南
妻ヶ島(つまがしま、町制施行までは石田妻ヶ島)
本村触(ほんむらふれ、町制施行までは石田本村触)
行政区: 本村
南触(みなみふれ、町制施行までは石田南触)
行政区: 南
山崎触(やまざきふれ、町制施行までは筒城山崎触)
行政区: 山崎
久喜触(くきふれ)(郷ノ浦町より全域編入)
行政区: 久喜
湯岳射手吉触(ゆたけいてよしふれ)(芦辺町より全域編入)
行政区: 射手吉
湯岳興触(ゆたけこうふれ)(芦辺町より約半分を編入、その為芦辺町湯岳興触が存在)
行政区: 興

教育
高等学校
長崎県立壱岐高等学校
長崎県立壱岐商業高等学校
中学校
壱岐市立郷ノ浦中学校
壱岐市立勝本中学校
壱岐市立芦辺中学校
壱岐市立石田中学校
※規模適正化で統廃合になった中学校は長崎県中学校の廃校一覧#壱岐市を参考。

小学校
壱岐市立盈科小学校(えいか)
壱岐市立渡良小学校
壱岐市立三島小学校
壱岐市立柳田小学校
壱岐市立沼津小学校
壱岐市立志原小学校
壱岐市立初山小学校
壱岐市立鯨伏小学校
壱岐市立勝本小学校
壱岐市立霞翠小学校(かすい)
壱岐市立箱崎小学校
壱岐市立瀬戸小学校
壱岐市立那賀小学校
壱岐市立田河小学校
壱岐市立八幡小学校
壱岐市立芦辺小学校
壱岐市立石田小学校
壱岐市立筒城小学校

※規模適正化で統廃合になった小学校(分校)は長崎県小学校の廃校一覧#壱岐市を参考。

特別支援学校
長崎県立虹の原特別支援学校壱岐分校 - 2015年(平成27年)4月に壱岐分教室から改称。
小中学部(壱岐市立盈科小学校内)
高等部(長崎県立壱岐高等学校内)
幼稚園
壱岐市立郷ノ浦幼稚園
壱岐市立勝本幼稚園
壱岐市立霞翠幼稚園
壱岐市立鯨伏幼稚園
壱岐市立田河幼稚園
壱岐市立那賀幼稚園
壱岐市立箱崎幼稚園
壱岐市立瀬戸幼稚園
壱岐市立石田幼稚園

保育所
壱岐市立武生水保育所
壱岐市立渡良保育所
壱岐市立大島保育所
壱岐市立長島保育所
壱岐市立原島保育所
壱岐市立柳田保育所
壱岐市立沼津保育所
壱岐市立志原保育所
壱岐市立初山保育所
壱岐市立勝本保育所
壱岐市立芦辺保育所
壱岐市立八幡保育所
壱岐市立石田保育所
壱岐市立筒城保育所

職業訓練校
長崎県立壱岐高等職業訓練校
専門学校

こころ医療福祉専門学校壱岐校
(2017年4月開校)
こころ医療福祉専門学校壱岐校(2017年(平成29年)4月開校、壱岐市立鯨伏中学校跡地)
図書館
壱岐市立郷ノ浦図書館
壱岐市立石田図書館

行政機関
警察
壱岐警察署
海上保安

第七管区海上保安部 唐津海上保安部 壱岐海上保安署
自衛隊

海上自衛隊壱岐警備所(壱岐島北部、若宮島)
消防

壱岐市消防本部
病院
公立
長崎県壱岐病院(旧・壱岐市民病院)

発電所
九州電力芦辺発電所(内燃力発電、出力16,500kW)
九州電力新壱岐発電所(内燃力発電、出力24,000kW)
※2011年(平成23年)3月30日、九州電力は23年度供給計画を発表し、安定した電力供給の確保等を勘案し、「壱岐~本土連系計画」として壱岐市郷ノ浦町と佐賀県唐津市肥前町を6万6千ボルト2回線(海底ケーブル38km、陸上部12kmに回線を新設)で結ぶ計画を明らかにした。2011年(平成23年)調査開始、2015年(平成27年)着工、2017年(平成29年)運用開始としていた。しかし、着工予定の2015年にいたり「需給動向が不透明なことや、依然として厳しい経営状況が継続していることから工事計画を未定」とし、いまだ着工はされていない。
壱岐芦辺風力発電所(2基、定格出力1,500kW)

上下水道
上水道

水道普及率 98.5%(2010年(平成22年)時点)
水源 : 地下水が約70%、表流水(河川・ダム・貯水池)が約30%(2007年(平成19年)時点)

表流水(河川・ダム・貯水池)
永田ダム、門野田貯水池、勝本ダム、梅ノ木ダム、谷江川、西崎貯水池、大山貯水池
※他にも灌漑に利用される当田ダム(郷ノ浦町若松触)や多目的ダムの男女岳ダム(めおとだけ、芦辺町箱崎)がある。
浄水場
郷ノ浦上水道 : 片原中継所、華光寺中継所、亀川中継所
沼津柳田地区簡易水道 : 郷ノ浦浄水場、柳田中継所
志原・初山地区簡易水道 : 門野田浄水場、大原中継所、当田中継所、初山中継所、門野田中継所
湯本浦地区簡易水道 : 勝本ダム浄水場、神通中継所
勝本浦地区簡易水道 : 山崎浄水場、真米浄水場
芦辺地区簡易水道 : 芦辺浄水場
八幡諸吉地区簡易水道 : 諸吉第1中継所、諸吉第2中継所
深江住吉地区簡易水道 : 深江中継所、住吉中継所
箱崎国分地区簡水 : 箱崎中継所
石田地区簡易水道 : 大山浄水場、西崎浄水場、大川橋浄水場、西間浄水場、久喜浄水場、山崎浄水場
下水道

公共下水道普及率 9.7%(平成26年時点)
マスコミ
離島自治体では珍しくローカルマスコミが発達している。

新聞

壱岐新聞(2012年(平成24年)4月1日創刊)
壱岐新報(2012年(平成24年)4月1日創刊)
新壱岐新聞
放送局

壱岐市ケーブルテレビ(2011年4月開局)
島ラジオ壱岐(NPO法人で2011年2月に設立)壱岐市が整備するコミュニティFM放送設備を借用し5月10日の正午より自主放送を開始
郷ノ浦中継局
このほか出版では、漫画・アート雑誌『COZIKI』の刊行が2018年始まった。壱岐市のアイデア公募に応じて、キリンジ(東京)が編集し、壱岐島内で販売する。誌名は『古事記』と壱岐の読み方などを掛けた

郵便局
市内に14局ある。

集配局 4局
郷ノ浦郵便局、勝本郵便局、芦辺郵便局、石田郵便局
無集配局 6局
渡良郵便局、沼津郵便局、初山郵便局、湯本郵便局、壱岐国分郵便局、壱岐瀬戸郵便局 ※渡良局・湯本局・壱岐国分局・壱岐瀬戸局は以前集配局であった。
簡易郵便局 4局
古城簡易郵便局、志原簡易郵便局、柳田簡易郵便局、八幡浦簡易郵便局

金融機関
十八銀行 壱岐支店、芦辺出張所
親和銀行 壱岐中央支店
ゆうちょ銀行 上記「郵便局」を参考
JA壱岐市(JAバンク)壱岐本所、郷ノ浦支所、武生水出張所、勝本支所、芦辺支所、石田支所
長崎県信用漁業協同組合連合会(JFマリンバンク) 壱岐支店(旧勝本漁協信用部)、郷ノ浦出張所、八幡出張所、箱崎出張所、石田出張所、湯ノ本巡回店、芦辺巡回店

交通
鉄道はなく、市内の交通は主に自家用車と路線バスが担っている。市外へは九州郵船のフェリー、ジェットフォイルが福岡市、唐津市の他、隣島の対馬市とを結んでいるほか、壱岐対馬シーラインがフェリーおよび高速船による博多 - 壱岐 - 対馬航路の開設を予定している。航空便については、オリエンタルエアブリッジが長崎空港との間に就航させている。かつてはエアーニッポンが就航しており、福岡空港便も存在したが、現在は撤退している。

空港
壱岐空港
オリエンタルエアブリッジ - 全日本空輸とコードシェア
長崎空港

一般路線バス
壱岐交通
道路

一般国道
国道382号
主要地方道(県道)
長崎県道23号勝本石田線
長崎県道25号郷ノ浦港線
長崎県道59号郷ノ浦沼津勝本線
長崎県道65号壱岐空港線

一般県道
長崎県道172号国分箱崎線
長崎県道173号郷ノ浦芦辺線
長崎県道174号湯ノ本芦辺線
長崎県道175号渡良浦初瀬線
長崎県道176号初瀬印通寺線
長崎県道231号湯ノ本勝本線
※長崎県道に関しての詳細は長崎県の県道一覧を参考。

港湾・漁港
重要港湾

郷ノ浦港
地方港湾

勝本港
印通寺港(石田町印通寺浦)
森ノ浜港(郷ノ浦町有安触)
漁港

第1種漁港
郷ノ浦地区 - 初瀬(はぜ)、大久保、小崎、神田、渡良柏(わたらかしわ)、母ケ浦(ほうがうら)、和歌、麦谷(むぎや)
勝本地区 - 湯ノ本
芦辺地区 - 諸津(もろつ)、恵比須(えびす)、八幡浦
石田地区 - 山崎、七湊(ななみなと)、久喜(くき)
第3種漁港 - 芦辺漁港
第4種漁港 - 大島漁港
定期旅客航路:九州郵船
フェリー
福岡市(博多港) - 壱岐市(郷ノ浦港・芦辺漁港) - 対馬市(厳原港)
唐津市(唐津東港) - 壱岐市(印通寺港)
ジェットフォイル
福岡市(博多港) - 壱岐市(郷ノ浦港・芦辺漁港) - 対馬市(厳原港)
島内定期渡船
市営フェリーみしま(ドック入り中は代船壱岐)
郷ノ浦港 - 渡良浦 - 原島 ? 長島 ? 大島
島内観光渡船
勝本町漁協が運営。4?11月は定期運航。
勝本港 - 辰の島

名所・旧跡・観光スポット
海水浴場
海岸には砂浜が多く、海水浴場として整備されている物が多数存在する。

筒城(つつき)浜海水浴場(快水浴場百選選定、石田町筒城仲触)
錦浜海水浴場(石田町筒城東触)
大浜海水浴場(石田町筒城東触)
清石(くよし)浜海水浴場(芦辺町諸吉本村触)
辰の島海水浴場(快水浴場百選選定、勝本町東触)
串山海水浴場 (勝本町東触)
ツインズビーチ(郷ノ浦町渡良西触・郷ノ浦町渡良南触・郷ノ浦町渡良東触)
塩樽海水浴場と小水浜海水浴場の「2つ」を合わせてツインズビーチと呼ぶ。
里浜海水浴場(郷ノ浦町里触・小牧西触)
大島海水浴場(郷ノ浦町大島)
神社
古来より神社が多く、延喜式において市内の24社が式内社に指定され、現在でも県内の総数の約11%に当たる150社が神社本庁に登録されている。下記は式内社とその他で特に有名な神社である。括弧内は読みと所在地を表す。

式内社
太字のものは壱岐国七大社を表す。

聖母宮(勝本町勝本浦)
本宮八幡神社(勝本町本宮西触)
住吉神社(芦辺町住吉東触)
国片主神社(くにかたぬし、芦辺町国分東触)
興神社(こう、芦辺町湯岳興触)
箱崎八幡神社(はこざきはちまん、芦辺町箱崎釘ノ尾触)
白沙八幡神社(はくさはちまん、石田町筒城仲触)
弥佐支刀神社(みさきと、郷ノ浦町大原触)
大国玉神社(おおくにたま、郷ノ浦町大原触)
国津井加美神社(くについかみ、郷ノ浦町本村触)
爾自神社(にじ、郷ノ浦町有安触)
見上神社(みかみ、郷ノ浦町若松触)
国津神社(郷ノ浦町渡良浦)
津神社(郷ノ浦町有安触)
中津神社(勝本町新城北触)
水神社(勝本町布気触)
阿多弥神社(あたみ、勝本町立石東触)
熊野神社 (勝本町立石南触)
手長比賣神社(たながひめ、勝本町本宮西触)
月讀神社(芦辺町国分東触)
高御祖神社(たかみおや、芦辺町諸吉仲触)
佐肆布都神社(さつふと、芦辺町箱崎大左右触)
兵主神社(ひょうす、芦辺町深江本村触)
深江神社(芦辺町深江栄触)
角上神社(とかみ、石田町湯岳射手吉触)
津の宮神社(石田町池田西触)
海神社(かい、石田町筒城西触)

その他の神社
八坂神社(郷ノ浦町郷ノ浦/勝本町新城西触)
塞神社(さい、郷ノ浦町郷ノ浦)
新城神社(しんじょう、勝本町新城東触)- 平景隆を祀る。
壱岐神社(芦辺町瀬戸浦)- 少弐資時を祀る
男岳(男嶽)神社(おんだけ、芦辺町箱崎本村触)- 猿田彦大神を祀り、石猿群がある。
女岳神社(めんだけ、芦辺町箱崎)

遺跡
古来より大陸との交通の要衝に位置し、時代ごとに様々な遺跡が存在する。 [17]

原の辻遺跡(芦辺町と石田町にまたがる深江田原(たばる)平野)
車出遺跡(くるまで、郷ノ浦町田中触)
鎌崎遺跡(かまさき、郷ノ浦町片原触)
名切遺跡(なきり、郷ノ浦町片原触)
大宝遺跡(たいほう、郷ノ浦町志原南触)
カラカミ遺跡(勝本町立石東触)
天ヶ原遺跡(あまがはら、勝本町東触)
串山ミルメ浦遺跡(くしやま、勝本町東触)
松崎遺跡(勝本町本宮南触)
石路遺跡(いしろ、勝本町立石西触)
大久保遺跡(おおくぼ、石田町筒城東触)
椿遺跡(つばき、石田町池田東触)

古墳
歴史的に実力者が多く、多数の古墳が存在し、長崎県下の総数の約半数が市内に存在する。また一部が壱岐古墳群として国の史跡になっている。[18]

鬼屋窪古墳(おにやくぼ、郷ノ浦町有安触)
大原天神の森古墳群(たいばるてんじんのもり、郷ノ浦町大原触)
松尾古墳(郷ノ浦町永田触)
大米古墳(おおごめ、郷ノ浦町初山東触)
双六古墳(そうろく、勝本町立石東触)- 長崎県内最大の前方後円墳
対馬塚古墳(つしまづか、勝本町立石東触)
日影古墳群(ひかげ、勝本町本宮南触)
掛木古墳 (かけぎ、勝本町布気触)
笹塚古墳(勝本町百合畑)
百合畑古墳群(ゆりはた、勝本町百合畑触)
鬼の巌古墳(おにのいわや、芦辺町国分本村触)- 「いわや」は「窟」や「岩屋」とも書く。
山の神1号墳(芦辺町国分本村触)
兵瀬古墳(ひょうぜ、芦辺町国分本村触)
百田頭古墳群(ひゃくたかしら、芦辺町国分本村触)
釜蓋古墳群(かまぶた、芦辺町国分本村触)
カジヤバ古墳(芦辺町国分川迎触)
妙泉寺古墳群(みょうせんじ、芦辺町中野郷東触)
覩上山古墳群(とがみやま、芦辺町湯岳本村触)
大塚山古墳(芦辺町深江栄触)
平山1号墳(石田町石田東触)
その他の名所・旧跡・観光スポット
壱岐には数多くの名所がある。

岳の辻 - 壱岐島で一番高い山ということで展望台があり、壱岐島のほぼ全体を見渡せる。天気が良ければ対馬や九州本土が見える。
牧崎(郷ノ浦町渡良東触 渡良地区)
鬼の足跡
ゴリラ岩
小牧崎公園(郷ノ浦町小牧西触 沼津地区)
猿岩(郷ノ浦町新田触 沼津地区)
黒崎砲台跡(郷ノ浦町新田触 沼津地区)
壱岐湯ノ本温泉(勝本町湯本浦、立石西触、本宮南触)
壱岐風土記の丘(勝本町布気触)
壱岐市立一支国博物館・原の辻ガイダンス(芦辺町)
勝本城跡、城山公園(勝本町坂本触)
河合曾良の墓(勝本町坂本触)
串山海洋性公園、イルカパーク(勝本町東触)
辰の島(勝本町東触辰の島)
蛇ヶ谷
海浜植物群落(天然記念物)
鬼の足跡
文永の役古戦場(勝本町新城)
弘安の役古戦場(芦辺町箱崎)
千人塚
少弐の千人塚
箱崎中山触の千人塚
箱崎新田の千人塚
波止町の千人塚
男岳山石猿群(芦辺町箱崎本村触)
赤瀬鼻(芦辺町諸津触)
はらほげ地蔵(芦辺町諸吉本村触 八幡地区) - 「ほげ」は九州の方言で「(穴が)あき」。お腹の部分に穴があいた地蔵のこと。
左京鼻(芦辺町諸吉本村触 八幡地区)
松永安左エ門記念館(石田町印通寺浦)

祭事・催事
壱岐の島 新春マラソン大会(1月の第2日曜日)
牛祭り(4月の第2日曜日)
壱岐サイクルフェスティバル(6月6日)
郷ノ浦祇園山笠(壱岐最大の夏祭り)(7月の第4土日曜日)
壱岐大大神楽公演(8月第1土曜日)
辰ノ島フェスティバル(8月第1日曜日)
ペーロン競漕大会(8月14日)
壱岐夜空の祭典(壱岐最大の花火大会)(8月16日)
壱岐ウルトラマラソン(10月)- 2016年より始まった。
聖母宮大祭(壱岐最大の祭り)(10月10日 - 10月14日)
御神幸祭(十日祭り)(10月10日)
日供祭(10月10日 - 10月12日)
宵の祭り(10月13日)
例大祭(10月14日)
勝本港祭り(10月15日)
国分天満宮奉納相撲(10月上旬)
住吉神社壱岐大大神楽公演(12月20日)            


出身人物
政治・経済

松永安左エ門(実業家・衆議院議員)(1875~1971)
松永亀三郎(実業家・中部電力社長・中部経済連合会会長)
真鍋儀十(衆議院議員)(1891~1982)
牧山耕蔵(衆議院議員)
平山泰朗(衆議院議員)
原田幸明(科学者)
熊本利平(実業家)
深山祐助(レオパレス21創業者。株式会社MDI」代表取締役会長)
深山英世(レオパレス21代表取締役社長)
文化・芸能

鈴木栄太郎(社会学者)(1894~1966)
山口常光(音楽家)(1894~1977)
青木伸子(女優)
小金丸幾久(彫刻家)(1915~2003)
小南数麿(ギタリスト)
中上史行(歴史研究家)(1930~1997)
長谷川友子(ローカルタレント)
三富朽葉(詩人)(1889~1917)
スポーツ

酒井圭一(プロ野球選手)
下條雄太郎(競艇選手)
壱岐市ゆかりの人物 いずれも故人

下條正巳(俳優)
白石一郎(作家)
壱岐市を舞台とした作品
奈緒子
波光きらめく果て
福岡市西区の地名「壱岐」
福岡市西区には、「壱岐団地」や「壱岐小学校」「壱岐中学校」「壱岐交番」「壱岐農協」など、壱岐と呼ばれる地区がある。
これは古代、壱岐国造(地方官)に任命され、壱岐国(壱岐島)を治めていた壱岐直(壱岐氏)の祖とされる壱岐直真根子(いきのあたいまねこ)に由来すると言われている。『日本書紀』によると、壱岐直真根子は、神功皇后の子である応神天皇の時代に、自分の命を顧みず武内宿禰の身代わりとなって無実の罪で亡くなった人物とされ、これを祭神として祀っている「壱岐神社」が福岡市西区にある。この近くには神功皇后が三韓征伐に出発する際に戦勝を祈願したとされる「生(いき)の松原」と呼ばれる場所があり、この「生」にも「壱岐」が関係しているのではないかと考えられている。




 

【壱岐の象徴・猿岩】

猿 岩

 

【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】 

月 讀 神 社