基本情報
所在地〒849-1312 佐賀県鹿島市納富分2653-1
電話:0954-63-2111
【Official site】
鹿島市
鹿島市(かしまし)は、佐賀県の南部にある市である。旧藤津郡。
地理
佐賀県の南部、佐賀市の南西約60kmの場所に位置する。市域東部は有明海に面し、市域南西部は長崎県と県境を成している。南に多良山系があり、南部はその麓で、いくつかの川が谷を刻む。北部は海岸沿いの平野で、鹿島市街がある。
山岳:経ヶ岳(1075.7m) ・琴路岳(501.2m) ・浄土山(500.9m) ・篠岳(313.6m)・蟻尾山(192.0m)・湯ノ峰山(152.8m)
河川:塩田川・鹿島川・浜川・中川・早ノ瀬川・木庭川・石木津川・母ヶ浦川・音成川・黒木川・飯田川・金剛川
湖沼:中木庭ダム・観覧堤・西堤・濁堤・杉本堤・水無堤
隣接している市町村
佐賀県
嬉野市
杵島郡白石町
藤津郡太良町
長崎県
大村市
歴史
近現代
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、 藤津郡南鹿島村・北鹿島村・八本木村・古枝村・能古見村・七浦村が発足する。
1912年(大正元年)12月1日 - 南鹿島村が改称、同時に町制を施行し、鹿島町となる。同日、北鹿島村が村名を改称し、鹿島村となる。
1918年(大正7年)8月3日 - 八本木村が改称、町制を施行し、浜町となる。
1954年(昭和29年)4月1日 - 鹿島町・能古見村・古枝村・浜町・鹿島村が合併、同時に市制を施行し、鹿島市となる。
1955年(昭和30年)3月1日 - 七浦村の一部を編入する。(同村の残りの地域は太良町に編入される)
産業
産業人口(就業者比率)
第一次産業:17.7%
第二次産業:26.1%
第三次産業:56.6%
※平成17年国勢調査による数値。
主要生産品:海苔・温州みかん
鹿島市に本社を置く企業
祐徳薬品工業
東亜工機
祐徳自動車
森鉄工
JAビバレッジ佐賀
鹿島印刷
カシマ薬品商事
鹿島製作所
サロンモード
藤津製氷
中島製作所
鹿島市に工場・事業所を置く企業
九州LIXIL佐賀工場
サンデリカ佐賀事業所
マキノ九州工場
パックス・トーア
ヒノモトアブレーシブ鹿島工場 - 日の本研磨材関連会社
日研カシマ - 日研関連会社
佐賀金属鹿島営業所
旭九州 - 旭工業子会社
教育
高等学校
佐賀県立鹿島高等学校
佐賀県立鹿島実業高等学校
鉄道
九州新幹線長崎ルート(西九州ルート)の建設計画に伴い並行在来線問題に関して、市内を通過する長崎本線の将来の運行形態を巡って、県・JRと市との間に様々な曲折が見られる。
九州旅客鉄道(JR九州)
長崎本線
肥前鹿島駅 - 肥前浜駅 - 肥前七浦駅 - 肥前飯田駅
中心駅は肥前鹿島駅。
特産品
佐賀錦:もともとは江戸時代に肥前鹿島藩で創始されたもので「鹿島錦」と呼ばれていたが、佐賀本藩が1867年のパリ万博に出品する際に知名度等の問題から「佐賀錦」として出品したことでこの呼称が定着した。国内・国際的によく知られている佐賀錦は花鳥風月の豪華絢爛な織物とされているが、古来の佐賀錦はやや質素ながら高級感のあるもので一線を画している。明治以降衰退し存続の危機に立ったが、大隈重信らの助力により再興され、伝統産業として存続している。
海苔
みかん
稲荷ようかん
のごみ人形
浅浦甚八笠
浮立面
名所・旧跡・観光スポット
祐徳稲荷神社
門前商店街
旭ヶ岡公園 - 鹿島城跡、日本の歴史公園100選
旧乗田家住宅 - 武家屋敷の遺構
武家屋敷通り
蓮厳院・阿弥陀如来/薬師如来 - 国重要文化財
泰智寺・木造頂相像/木造羅漢像 - 市重要文化財
新義真言宗大本山誕生院
松岡神社
普明寺 - 鹿島藩鍋島家の菩提寺
染織資料館
臥竜ヶ岡公園
観光物産センター - 鹿島の物産・特産品を展示、販売
肥前浜宿
浜庄津町浜金屋町 - 重要伝統的建造物群保存地区
浜中町八本木宿 - 重要伝統的建造物群保存地区
継場 - 肥前浜宿の案内所
肥前浜宿酒蔵通り
いきいき館 - 直売所
新籠海岸 - 有明海干潟の海岸。肥前鹿島干潟(ラムサール条約湿地、2015年5月29日登録)
道の駅鹿島
平谷渓谷
中木庭ダム
祭事・催事
旭ケ岡公園・桜まつり(3月下旬~4月上旬)
祐徳稲荷神社外苑(東山公園)・つつじまつり(4月下旬~5月上旬)
鹿島ガタリンピック(5月下旬~6月上旬)
鹿島納涼花火大会(毎年7月14日)
沖ノ島まいり(旧暦6月19日/7月)
鹿島おどり(8月)
かしま鍋島竹あかり(10月~11月のうち日曜の1日間)
秋祭り 伝承芸能
面浮立 母ケ浦・音成・飯田(9月第2日曜)
救世神社秋祭り(9月23日)
五の宮神社秋祭り(10月第3金曜日~日曜日)
北鹿島ふるさとまつり
三嶽(みたけ)神社秋祭り(11月1日~2日)
琴路(きんろ)神社秋祭り(11月2日~3日)
祐徳稲荷神社・お火たき毎年(12月8日)
ふな市(毎年1月19日)
祐徳稲荷神社・初午まつり(2月上旬)
酒蔵ツーリズム(2日で3万人から5万人の集客がある。)
鹿島市出身の有名人・著名人
覚鑁(真言宗中興の祖、興教大師)
鍋島直彬(初代沖縄県令、貴族院議員、鹿島藩藩主)
田澤義鋪(青年団の父、下村湖人『この人を見よ』・『次郎物語』のモデル)
小野十生(剣道家)
田中鐵三郎(国際金融の父、元日本外交協会会長、元満州中央銀行総裁、元朝鮮銀行総裁)
鍋島直紹(元科学技術庁長官、佐賀県出身で初の佐賀県知事、鹿島藩藩主)
山口喜久一郎(元衆議院議長)
小川弘貫(駒沢女子短期大学初代学長)
大塚清次郎(自由民主党参議院副幹事長)
愛野興一郎(元経済企画庁長官)
北園忠治(バナナの叩き売りの大御所)
宮崎昭二(元プロ野球選手)
高田渡(歌手、フォークの巨匠)
喜多秀喜(東京国際マラソン第一回優勝ランナー)
鈴田滋人(染織作家・人間国宝)
井手洋子(映画監督)
有森也実(女優)
平石直之(テレビ朝日アナウンサー)
原田武男(元サッカー選手・現ギラヴァンツ北九州監督)
木原友香(フリーアナウンサー)
三原廣樹(元サッカー選手)
白濱孝次(俳優)
YUKI(歌手、BENNIE Kシンガー)
川内将嗣(ボクシング選手)
野口彩佳(女子バレーボール選手)
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】