20170821
基本情報
所在地:〒870-0022 大分県大分市大手町3-1-1
電話:097-536-1111
【Official site】
大分県庁
大分県庁(おおいたけんちょう)は、広域自治体たる大分県の行政事務を執行する役所である。
概要
沿革
1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) -廃藩置県により大分県を設置。
1872年(明治5年)1月23日 (旧暦) -大分郡南勢家(現在の大分市都町)に大分県庁が設置された。
1966年(昭和41年)- 第21回国民体育大会(夏季大会、秋季大会)開催。天皇杯を獲得した。
1971年(昭和46年)10月16日 - 新大分空港(現大分空港)開港。
1972年(昭和47年)4月19日 - 新日鐵住金大分製鐵所第1号高炉火入れ。
2002年(平成14年)6月 - 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)が2002 FIFAワールドカップの会場のひとつとなり、一次リーグ2試合及び決勝トーナメントスウェーデン対セネガル戦が開催された。
2008年(平成20年)- 第63回国民体育大会(2順目)開催。天皇杯、皇后杯を獲得した。
2015年(平成27年)3月21日 - 東九州自動車道の県内区間が全線開通。大分市 - 宮崎市間が高速道路で直結した。
組織
大分県の地方議会については大分県議会を参照。
知事 広瀬勝貞
副知事 平野昭 二日市具正
総務部- 6課3室1センター
振興局(東部・中部・南部・豊肥・西部・北部) *
大分県公文書館 *
大分県職員研修所 *
県税事務所 *
企画振興部- 5課3室
大分県東京事務所 *
大分県大阪事務所 *
大分県福岡事務所 *
福祉保健部- 6課3室
保健所 *
大分県社会福祉センター *
大分県精神保健福祉センター *
二豊学園 *
児童相談所 *
中央児童相談所
中津児童相談所
大分県婦人相談所 *
大分県身体障害者更生相談所 *
大分県知的障害者更生相談所 *
生活環境部- 9課1室
大分県衛生環境研究センター *
大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス) *
大分県食肉衛生検査所 *
大分県消防学校 *
商工労働部- 7課2室
大分県計量検定所 *
大分県産業科学技術センター *
中小企業労働相談所 *
大分県立工科短期大学校 *
大分県立大分高等技術専門校 *
大分県立佐伯高等技術専門校 *
大分県立日田高等技術専門校 *
大分県竹工芸・訓練支援センター *
農林水産部- 13課7室
大分県農林水産研究センター *
大分県立農業大学校 *
大分県畜産研修センター *
家畜保健衛生所 *
大分県央飛行場管理事務所 *
土木建築部- 9課5室
高速道対策局
土木事務所 *
竹田ダム建設事務所 *
芹川・北川ダム管理事務所 *
大分駅周辺総合整備事務所 *
会計管理局- 2課1室
人事委員会 - 事務局
労働委員会 - 事務局
監査委員 - 事務局
公営企業管理者 - 企業局
病院事業管理者 - 病院局
教育委員会 - 教育庁
公安委員会 - 警察本部
選挙管理委員会
大分海区漁業調整委員会
内水面漁場管理委員会
収用委員会
大分県
大分県(おおいたけん)は、日本の九州地方東部に位置する県である。県庁所在地は大分市。
全国的に知名度が高い別府温泉や由布院温泉をはじめとする温泉は、源泉数(4,538ヶ所)、湧出量(291,340L/分)ともに日本一。地熱発電の発電量でも日本一であり、さらに栽培、養殖などの産業、食文化、美容やと医療に至るまで、豊かな温泉の恵みが幅広く活かされている。「日本一のおんせん県おおいた」をキャッチフレーズに温泉をアピールしている。
地理・地域
山地の占める割合が大きく、西部には九重連山、南部には祖母山・傾山がそびえる。このうち九重連山の中岳は九州本土の最高峰である。平野部は北部の中津平野、中部の大分平野、南部の佐伯平野など限られた地域に分布している。海岸部は、北部から西部で瀬戸内海(西部は周防灘(豊前海)と呼ばれる。)に面する。中部では豊後水道を挟んで四国地方に接しており、その最狭部の豊予海峡の幅は10kmほどである。南部の日豊海岸にはリアス式海岸が発達しており、日豊海岸国定公園に指定された景観が楽しめる。
隣接都道府県
福岡県、熊本県、宮崎県
愛媛県 、高知県- 海峡を挟んで隣接。
地形
山:
久住山、中岳(九州本土及び県内最高峰)、稲星山、星生山、三俣山、大船山、黒岳、涌蓋山、崩平山
由布岳、鶴見岳、内山、伽藍岳、大平山、高崎山、平家山
両子山、千灯岳、猪群山、田原山(鋸山)、矢筈岳
八面山、英彦山、岳滅鬼山
万年山、伐株山、大岩扇山、月出山岳
釈迦ケ岳、御前岳、渡神岳、酒呑童子山
霊山、障子岳
彦岳、尺間山、元越山、龍王山
祖母山、障子岳、古祖母山、傾山
佩楯山、御岳山、椿山
平野:中津平野、宇佐平野、大分平野、臼杵平野、佐伯平野
盆地:安心院盆地、由布院盆地、玖珠盆地、日田盆地
一級河川:山国川、大分川、大野川、筑後川(三隈川・大山川)、番匠川
湾:守江湾、別府湾、臼杵湾、津久見湾、佐伯湾、米水津湾、元猿湾、猪串湾、名護屋湾
有人島:姫島、黒島、津久見島、地無垢島、保戸島、大入島、大島、屋形島、深島
半島:国東半島、佐賀関半島、長目半島、四浦半島、鶴見半島
自然公園
国立公園
瀬戸内海国立公園、阿蘇くじゅう国立公園
国定公園
耶馬日田英彦山国定公園、祖母傾国定公園、日豊海岸国定公園
県立自然公園
国東半島県立自然公園、豊後水道県立自然公園、神角寺芹川県立自然公園、津江山系県立自然公園、祖母傾県立自然公園
気候
瀬戸内海の西端に位置しており気候区分上は瀬戸内海式気候から他の型への遷移域に当たる[9]。
気候の区分にはいくつかの考え方がある。
気象庁では、予警報細分区域を以下の4区域に分けている。
北部(中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市・姫島村) - 瀬戸内海式気候に属するが、冬季は関門海峡からの北西の季節風の影響を受け曇りの日が多い。
中部(杵築市・日出町・別府市・大分市・由布市・臼杵市・津久見市) - 北西部にある山地の影響で、冬季は北部や西部に比べて天気がよい。
西部(日田市・玖珠町・九重町・竹田市) - 内陸部に位置するため夏季は雷雨が多い。秋から初冬にかけて盆地で霧が発生する。
南部(豊後大野市・佐伯市) - 県内では最も温暖多雨で、夏季に大雨が降ることがある。冬季は晴天が多い。
降水量の年平均値、及び、降水日数の年変化の2つの観点から、以下の4区域に分ける考え方もある。
瀬戸内型(I)(中津平野、国東半島及び別府市沿岸部) - 年間降水量が1,800mm以下。冬季は曇りがちで、しばしば積雪する。夏季には旱魃が起きやすい。
瀬戸内型(II)(大分市、大野川中流域、臼杵市) - 年間降水量が1,800mm以下。冬季の天候は比較的よい。
九州山地型(県西部から北西部にかけての内陸部) - 年間降水量が1,800mm以上。山岳地域では3,000mmを超える。梅雨期に豪雨が降りやすいが、夏季の台風による雨量は比較的少ない。冬季には降水日数が多く、しばしば積雪する。
南海型(津久見市以南の佐伯市、豊後大野市) - 年間降水量が1,800mm以上。山岳地域では3,000mmを超える。特に夏季は多雨で、台風による大雨が降りやすい。冬季は乾燥し晴天が続く。
自治体
14市3郡3町1村を合わせて、18市町村がある。現存するすべての町村名で、町は「まち」、村は「むら」と読む[注 1]。
2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて、いわゆる「平成の大合併」により別府市、津久見市、姫島村、日出町、九重町、玖珠町を除くすべての市町村が合併し、市町村の数は2004年(平成16年)12月31日までの58から、2006年(平成18年)3月31日時点で、18へと大幅に減少した。これは九州で最も少なく、全国でも4番目に少ない[12]。なお、町の数(3) および町村数(4) は47都道府県で最も少ない。
以下、6つの地域振興局の管轄ごとに市町村を記述する。
中部地域
大分市(県庁所在地・中核市)
臼杵市
津久見市
由布市
東部地域
別府市(国際観光温泉文化都市)
杵築市
国東市
東国東郡
姫島村
速見郡
日出町
北部地域
中津市
豊後高田市
宇佐市
西部地域
日田市
玖珠郡
玖珠町
九重町
南部地域
佐伯市(九州最大の面積、九州最東端)
豊肥地域
竹田市
豊後大野市
消滅した郡町村
「平成の大合併」により消滅した郡町村。郡自体が消滅している場合は、郡名にリンクを付した。
西国東郡 大田村 - 真玉町 - 香々地町
東国東郡 国見町 - 国東町 - 武蔵町 - 安岐町
速見郡 山香町
大分郡 野津原町 - 挾間町 - 庄内町 - 湯布院町
北海部郡 佐賀関町
南海部郡 上浦町 - 弥生町 - 本匠村 - 宇目町 - 直川村 - 鶴見町 - 米水津村 - 蒲江町
大野郡 野津町 - 三重町 - 清川村 - 緒方町 - 朝地町 - 大野町 - 千歳村 - 犬飼町
直入郡 荻町 - 久住町 - 直入町
日田郡 前津江村 - 中津江村 - 上津江村 - 大山町 - 天瀬町
下毛郡 三光村 - 本耶馬渓町 - 耶馬溪町 - 山国町
宇佐郡 院内町 - 安心院町
歴史
先史時代
大野町(現豊後大野市)の代ノ払遺跡で1981年(昭和56年)に発掘されたナウマンゾウの牙などの化石が、鋭い刃物のようなもので切断されており、人と動物が遭遇したことを示していると推測された。このため、人々が住み始めたのは、3万7000年前であると考えられている[14]。
2001年(平成13年)5月には、大分市の横尾遺跡から、約6,000年前から7,000年前(縄文時代早期)の加工された角柱状の材木(長さ3.4m、一辺18cm)が出土した。この材木は日本最古の建築部材と考えられている。
古代
現在の県名は、古来国府が置かれていた大分郡(おおきたのこおり)に由来し、「おおいた」という読みはイ音便の一種で「おおきた」が転訛したものである。さらに、大分郡の名の由来については、『豊後国風土記』では、景行天皇がこの地を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきたのくに)と名づくべし」と感嘆して名づけ、これが後に「大分」と書かれたとされる。しかし、大分平野は広大とは言えないため、実際には、狭く入り組んだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多き田」が転じて「大分」になったとする説が近年の定説である。
古代には県の全部と福岡県の東部は豊国と呼ばれ、7世紀末頃に豊前国と豊後国に分けられた。律令制のもとで、豊前国及び豊後国はともに上国・遠国とされた。
中世
鎌倉時代から室町時代にかけては大友氏が豊後国の守護となった。
大友氏は、戦国時代の21代当主大友義鎮(宗麟)の代に最盛期を迎えた。義鎮は、九州6ヶ国の守護及び九州探題に任じられ、九州の大半を支配した。また、清やポルトガルなどとの交易を盛んに行い、府内(現在の大分市)等では南蛮文化が花開いた。キリスト教を積極的に保護し、豊後国の信者は3万人を超えたとされる[18]。義鎮自身も晩年に洗礼を受けてキリシタン大名となった。
しかし、大友氏は1586年(天正14年)の島津氏の侵攻(豊薩合戦)等により衰退。1593年(文禄2年)に22代当主大友義統が改易されて、大友氏による統治は終焉を迎えた。
近世
江戸時代、当県にあたる地域には中津、杵築、日出、府内(大分)、臼杵、佐伯、岡(竹田)、森(玖珠)の八藩が分立するとともに、日田には九州の幕府領を管轄する西国筋郡代の代官所が置かれ、各地には肥後、延岡、島原藩の飛び領も点在した。このため、大きな都市は形成されなかったものの、代わりに各地に特色ある文化が生まれた。各藩の城下町だった地域には、現在も武家屋敷等が残っている所が多い。
近代
1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 旧豊後国内に置かれていた杵築県、日出県、府内県、臼杵県、日田県、森県、岡県、佐伯県の8県等を併合・成立した。
1872年(明治5年)1月23日 (旧暦) - 大分郡南勢家(現在の大分市都町)に県庁が設置された。
1876年(明治9年)8月21日 - 宇佐、下毛両郡が福岡県より編入され、現在の県域がほぼ確定した[注 2]。
1966年(昭和41年)- 第21回国民体育大会(「剛健国体」、夏季大会・秋季大会)開催。天皇杯を獲得した。
1971年(昭和46年)10月16日 - 新大分空港(現大分空港)開港。
1972年(昭和47年)4月19日 - 新日鐵大分製鐵所(現新日鐵住金大分製鐵所)第1号高炉火入れ。
1996年(平成8年) 3月28日 - 大分自動車道 玖珠IC - 湯布院ICが開通。大分市 - 福岡市間が高速道路で直結した。
2002年(平成14年)6月 - 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)が2002 FIFAワールドカップの会場のひとつとなり、一次リーグ2試合及び決勝トーナメントスウェーデン対セネガル戦が開催された。
2008年(平成20年)- 第63回国民体育大会(「チャレンジ!おおいた国体」、本大会、2順目)開催。天皇杯、皇后杯を獲得した。
2015年(平成27年)3月21日 - 東九州自動車道の県内区間が全線開通。大分市 - 宮崎市間が高速道路で直結した。
2016年(平成28年)
4月16日 - 未明に発生した熊本地震の本震(Mj7.3)により、県中部を震源とする誘発地震(Mj5.7)が発生、由布市と別府市で県内観測史上初となる震度6弱を観測した。大分自動車道 湯布院IC - 日出JCT間で土砂崩れが発生し、同年5月9日午後まで通行止めとなった。
4月24日 - 東九州自動車道 大分市 - 北九州市間が直結。
政治・行政
先史時代
大野町(現豊後大野市)の代ノ払遺跡で1981年(昭和56年)に発掘されたナウマンゾウの牙などの化石が、鋭い刃物のようなもので切断されており、人と動物が遭遇したことを示していると推測された。このため、人々が住み始めたのは、3万7000年前であると考えられている。
2001年(平成13年)5月には、大分市の横尾遺跡から、約6,000年前から7,000年前(縄文時代早期)の加工された角柱状の材木(長さ3.4m、一辺18cm)が出土した。この材木は日本最古の建築部材と考えられている。
古代
現在の県名は、古来国府が置かれていた大分郡(おおきたのこおり)に由来し、「おおいた」という読みはイ音便の一種で「おおきた」が転訛したものである。さらに、大分郡の名の由来については、『豊後国風土記』では、景行天皇がこの地を訪れた際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきたのくに)と名づくべし」と感嘆して名づけ、これが後に「大分」と書かれたとされる。しかし、大分平野は広大とは言えないため、実際には、狭く入り組んだ地形に多くの田が造られている様子を形容した「多き田」が転じて「大分」になったとする説が近年の定説である。
古代には県の全部と福岡県の東部は豊国と呼ばれ、7世紀末頃に豊前国と豊後国に分けられた。律令制のもとで、豊前国及び豊後国はともに上国・遠国とされた。
中世[編集]
鎌倉時代から室町時代にかけては大友氏が豊後国の守護となった。
大友氏は、戦国時代の21代当主大友義鎮(宗麟)の代に最盛期を迎えた。義鎮は、九州6ヶ国の守護及び九州探題に任じられ、九州の大半を支配した。また、清やポルトガルなどとの交易を盛んに行い、府内(現在の大分市)等では南蛮文化が花開いた。キリスト教を積極的に保護し、豊後国の信者は3万人を超えたとされる[18]。義鎮自身も晩年に洗礼を受けてキリシタン大名となった。
しかし、大友氏は1586年(天正14年)の島津氏の侵攻(豊薩合戦)等により衰退。1593年(文禄2年)に22代当主大友義統が改易されて、大友氏による統治は終焉を迎えた。
近世[編集]
江戸時代、当県にあたる地域には中津、杵築、日出、府内(大分)、臼杵、佐伯、岡(竹田)、森(玖珠)の八藩が分立するとともに、日田には九州の幕府領を管轄する西国筋郡代の代官所が置かれ、各地には肥後、延岡、島原藩の飛び領も点在した。このため、大きな都市は形成されなかったものの、代わりに各地に特色ある文化が生まれた。各藩の城下町だった地域には、現在も武家屋敷等が残っている所が多い。
近代[編集]
1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 旧豊後国内に置かれていた杵築県、日出県、府内県、臼杵県、日田県、森県、岡県、佐伯県の8県等を併合・成立した。
1872年(明治5年)1月23日 (旧暦) - 大分郡南勢家(現在の大分市都町)に県庁が設置された。
1876年(明治9年)8月21日 - 宇佐、下毛両郡が福岡県より編入され、現在の県域がほぼ確定した[注 2]。
1966年(昭和41年)- 第21回国民体育大会(「剛健国体」、夏季大会・秋季大会)開催。天皇杯を獲得した。
1971年(昭和46年)10月16日 - 新大分空港(現大分空港)開港。
1972年(昭和47年)4月19日 - 新日鐵大分製鐵所(現新日鐵住金大分製鐵所)第1号高炉火入れ。
1996年(平成8年) 3月28日 - 大分自動車道 玖珠IC - 湯布院ICが開通。大分市 - 福岡市間が高速道路で直結した。
2002年(平成14年)6月 - 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)が2002 FIFAワールドカップの会場のひとつとなり、一次リーグ2試合及び決勝トーナメントスウェーデン対セネガル戦が開催された。
2008年(平成20年)- 第63回国民体育大会(「チャレンジ!おおいた国体」、本大会、2順目)開催。天皇杯、皇后杯を獲得した。
2015年(平成27年)3月21日 - 東九州自動車道の県内区間が全線開通。大分市 - 宮崎市間が高速道路で直結した。
2016年(平成28年)
4月16日 - 未明に発生した熊本地震の本震(Mj7.3)により、県中部を震源とする誘発地震(Mj5.7)が発生、由布市と別府市で県内観測史上初となる震度6弱を観測した。大分自動車道 湯布院IC - 日出JCT間で土砂崩れが発生し、同年5月9日午後まで通行止めとなった。
4月24日 - 東九州自動車道 大分市 - 北九州市間が直結。
生活・交通
警察
大分県警察
航空
大分空港(第2種空港) - 大分市からは別府湾を挟んで国東半島の東端に位置するため、大分ホーバーフェリーによる全国で唯一のホバークラフト定期航路が開設されていた。
大分県央飛行場(その他)
鉄道路線
JR線4路線がある。私鉄や第三セクター鉄道は存在しないが、別府市に近畿日本鉄道(近鉄)グループの近鉄別府ロープウェイが運営するロープウェイ別府ロープウェイ線と、岡本製作所が運営するケーブルカー別府ラクテンチケーブル線の2路線がある。
九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線、久大本線、豊肥本線、日田彦山線
岡本製作所
別府ラクテンチケーブル線
近鉄別府ロープウェイ
別府ロープウェイ線
過去の鉄道路線(廃線)
日本国有鉄道(国鉄)
宮原線(1984年(昭和59年)廃止)
日豊本線大分港臨港線(1984年(昭和59年)廃止)
大分交通
大分交通耶馬渓線(1975年(昭和50年)廃止)
大分交通別大線(1972年(昭和47年)廃止)
大分交通別大線別府駅前支線(1956年(昭和31年)廃止)
大分交通国東線(1966年(昭和41年)廃止)
大分交通宇佐参宮線(1965年(昭和40年)廃止)
大分交通豊州線(1953年(昭和28年)廃止)
日本鉱業
日本鉱業佐賀関鉄道(1963年(昭和38年)廃止)
筑後軌道(1929年(昭和4年)廃止)
バス事業者
大分市を中心として、県北部は大分交通、県南部は大分バス、別府市周辺は亀の井バス、日田市周辺は日田バスとこれらの子会社が路線網を持っている。これらの会社は西日本鉄道と資本的関係がある。また、県外の事業者では、熊本県の九州産交バス(九州横断バスなど)、福岡県の西鉄バス(日田市周辺。以前は中津市にも)が路線を有している。
大分県内の乗合バス事業者一覧
大分県内の貸切バス事業者一覧
道路
高規格幹線道路
大分自動車道、東九州自動車道(宇佐別府道路)
地域高規格道路
中津日田道路、大分空港道路(日出バイパス)、大分中央幹線道路、中九州横断道路
国道
国道10号、国道57号、国道197号、国道210号、国道211号、国道212号、国道213号、国道217号、国道326号、国道386号、国道387号、国道388号、国道442号、国道496号、国道500号、国道502号
県道
大分県の県道一覧を参照
海上[編集]
県の北側から東側にかけては海に面しており、多くの港が設置されている。また、豊後水道を横断し九州と四国を結ぶ航路や、瀬戸内海を通り九州と本州を結ぶ航路が発着している。有人離島も県内には点在しており、定期船が行き来している。
重要港湾
中津港
別府港
大分港
津久見港
佐伯港
定期旅客航路
周防灘フェリー(竹田津港 - 徳山港)
フェリーさんふらわあ(別府港 - 大阪港、大分港 - 神戸港)
宇和島運輸(別府港 - 八幡浜港、臼杵港 - 八幡浜港)
国道九四フェリー(佐賀関港 - 三崎港)
九四オレンジフェリー(臼杵港 - 八幡浜港)
宿毛フェリー(佐伯港 - 宿毛港)
大入島観光フェリー(佐伯葛港 -大入島 石間港)
定期船おおしまⅡ(佐伯葛港 - 大島地下港 - 大島田の浦港)
定期船えばあぐりいん(蒲江港 - 屋形島漁港 - 深島漁港)
医療・福祉
詳細は「Category:大分県の医療機関」を参照
災害拠点病院
大分県災害拠点病院
保育所
大分県保育所一覧
教育
大学
国立大学法人大分大学
国立大学法人九州大学九州大学病院別府病院
国立大学法人京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設
大分県立看護科学大学
別府大学
日本文理大学 (NBU)
立命館アジア太平洋大学 (APU)
短期大学
大分県立芸術文化短期大学
大分短期大学
東九州短期大学
別府溝部学園短期大学
別府大学短期大学部
高等専門学校
大分工業高等専門学校
専修学校
大分県専修学校一覧
特別支援学校
大分県特別支援学校一覧
高等学校
大分県高等学校一覧
中学校
大分県中学校一覧
小学校
大分県小学校一覧
幼稚園
大分県幼稚園一覧
学校教育以外の施設
大分県立工科短期大学校(中津市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発短期大学校)
大分県立大分高等技術専門校(大分市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
大分県立佐伯高等技術専門校(佐伯市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
大分県立日田高等技術専門校(日田市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
大分県竹工芸・訓練支援センター(別府市)(職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校)
大分県マリンカルチャーセンター
大分県立九重青少年の家
大分県立香々地青少年の家
マスメディア
新聞
大分合同新聞社
読売新聞大分支局
朝日新聞大分総局
毎日新聞大分支局
日本経済新聞大分支局
西日本新聞大分総局
今日新聞(別府市)
ラジオ局
AM放送局
NHK大分放送局
大分放送(OBSラジオ)(JRN・NRN系列)
FM放送局
エフエム大分 (Air-Radio・FM88)(JFN系列)
NHK大分放送局
コミュニティFM局
NOAS FM(エフエムなかつ)
ゆふいんラヂオ局(ゆふいんエフエム)
さいき市民放送(FMさいき)
テレビ局
NHK大分放送局
大分放送 (OBS)(JNN系列)
テレビ大分 (TOS)(NNN・FNN系列(クロスネット局))
大分朝日放送(OAB)(ANN系列)
民放3社のうち、OBSとOABに出資している。OABは、中継局が整備されていない地域があるが、その中にはケーブルテレビで再放送が行われている地域もある[注 4]。陸上又は海上で隣接する九州・瀬戸内各県の放送を受信できる地域が多数あるため、新聞ではそれらの局の番組表を掲載している。
文化・スポーツ
方言
県の大半の地域では豊日方言に属する大分弁が話される。大分弁は東北海岸方言、南部海岸方言、西部方言、北部方言、南部方言の5つに区分され[30]、北部方言のうち旧中津市近辺の方言は中津弁、西部方言のうち日田市近辺の方言は日田弁と呼ばれる。中津弁は福岡県豊前方言である北九州弁との境界が曖昧であり、日田弁を含む西部方言は肥筑方言の影響が大きい。
食文化
「Category:大分県の食文化」
郷土料理
詳細は「日本の郷土料理一覧#大分県」を参照
伝統工芸
経済産業大臣指定伝統的工芸品
別府竹細工(竹工品、1979年)
伝統工芸品
スポーツ
プロスポーツ/全国リーグ参加チーム
「Category:大分県のスポーツチーム」も参照
大分トリニータ - 男子サッカーJリーグ (J2)
大分三好ヴァイセアドラー - 男子バレーボールV・チャレンジリーグI
バサジィ大分 - 男子フットサルFリーグ
ヴェルスパ大分 - 男子サッカーJFL
大分AMWプロレス - プロレス団体
プロレスリングFTO - プロレス団体
定期開催されるスポーツイベント
別府大分毎日マラソン
大分国際車いすマラソン
ツールド佐伯(佐伯市)
過去に開催されたスポーツイベント
第21回国民体育大会(剛健国体、1966年)
キリンカップサッカー(2001年)
2002 FIFAワールドカップ(2002年)
キリンチャレンジカップ(2003年、2006年、2007年、2010年)
Jリーグオールスターサッカー(2005年)
全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(2006年)
第63回国民体育大会(チャレンジ!おおいた国体、2008年)
第8回全国障害者スポーツ大会(チャレンジ!おおいた大会、2008年)
平成25年度全国高等学校総合体育大会(北部九州総体、2013年)
その他
日本の車いすバスケットボール発祥の地
日本の車いすマラソン発祥の地
公営競技
別府競輪場
サテライト宇佐(競輪場外車券売り場)
ドリームなかつ(地方競馬場外馬券売り場)
観光
名所・旧跡
佐伯城(佐伯市)- 続日本100名城
瀬会海岸(佐伯市)- 日本の快水浴場100選、日本の水浴場88選(日豊海岸国定公園)
波当津海岸(佐伯市)- 日本の白砂青松100選(日豊海岸国定公園)
北川ダム(佐伯市)- ダム湖百選
豊後二見ヶ浦(佐伯市)- しめ縄長さ日本一(1994年ギネスブック掲載)
水ノ子島灯台(佐伯市)- 日本の灯台50選(日豊海岸国定公園)
稲積水中鍾乳洞(豊後大野市)
大分マリーンパレス水族館(うみたまご)(大分市)
岡城(竹田市) - 国の史跡
咸宜園(日田市) - 国の史跡
九州自然動物公園アフリカンサファリ(宇佐市)
九重山(九重連山、久住山)(玖珠郡九重町、竹田市) - 日本百名山
九重"夢"大吊橋(玖珠郡九重町) - 日本一高い歩行者専用橋
釈迦岳(日田市)
鯛生金山(日田市)
高崎山自然動物園(大分市) - 瀬戸内海国立公園
原尻の滝(豊後大野市) - 日本の滝百選
飯田高原(九重町)
風連鍾乳洞(臼杵市) - 国の天然記念物
小半鍾乳洞(佐伯市)- 国の天然記念物
福澤諭吉旧居(中津市) - 国の史跡
別府地獄めぐり(別府市) - 国の名勝(別府の地獄)
豆田町 (日田市) - 重要伝統的建造物群保存地区
明正井路一号幹線一号橋(豊後大野市) - 土木学会選奨土木遺産、日本一長い水路橋(石積アーチ橋)
耶馬渓(中津市) - 国の名勝、新日本三景
青の洞門(中津市)
由布岳(由布市)
神社仏閣・仏像
宇佐神宮(宇佐市) - 国宝(本殿)
臼杵磨崖仏(臼杵市) - 国宝、国の特別史跡
扇森稲荷神社(竹田市)
熊野磨崖仏(豊後高田市) - 国の重要文化財
菅尾磨崖仏(豊後大野市) - 国の重要文化財
高塚愛宕地蔵尊(日田市)
富貴寺(豊後高田市) - 国宝(富貴寺大堂)
豊前善光寺(宇佐市) - 国の重要文化財(本堂)
両子寺(国東市)
真木大堂(豊後高田市) - 国の重要文化財の仏像9体を収蔵
羅漢寺(中津市)
豊後国分寺(大分市)
大分縣護國神社(大分市)
西寒田神社(大分市)- 藤の名所
温泉
天ヶ瀬温泉(日田市)
筋湯温泉(九重町)
長湯温泉(竹田市)
別府温泉(別府市) - 源泉数全国1位、湧出量全国1位
湯平温泉(由布市)
由布院温泉(由布市) - 源泉数全国2位、湧出量全国3位
七里田温泉
大分県の温泉
祭事
中津祇園祭(中津市)
日田祇園祭(日田市)
ホーランエンヤ(豊後高田市)
大分県の盆踊り
舞台とした作品
一部シーンに登場した作品を含む。
映画
ただいま零匹(1957年(昭和32年))
男はつらいよ 私の寅さん(1973年(昭和48年))
男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年(昭和56年))
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年(昭和57年))
国東物語(1985年(昭和60年)) - サレルノ国際映画祭グランプリを受賞[要出典]
ムッちゃんの詩(1985年(昭和60年))
男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年(平成2年))
ゴジラvsスペースゴジラ(1994年(平成6年)) - 別府市
顔(2000年(平成12年))
難波金融伝・ミナミの帝王 劇場版partXII「逆転相続」(1999年(平成11年))
なごり雪(2002年(平成14年)) - 臼杵市など
悲しき天使(2006年(平成18年))
22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語(2007年(平成19年)) - 津久見市など
恋空(2007年(平成19年)) - 大分市など
釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様(2008年(平成20年)) - 佐伯市など
種まく旅人〜みのりの茶〜(2012年(平成24年)) - 臼杵市など
綱引いちゃった!(2012年(平成24年)) - 女子綱引きチーム「大分コスモレディースTC」を題材とした映画
カラアゲ☆USA(2014年(平成26年)) - 宇佐市
100年ごはん(2014年(平成26年)) - 臼杵市
蜩ノ記(2014年(平成26年)) - 国東市、杵築市
サブイボマスク(2016年(平成28年)) - 中津市など
ドラマ
小京都ミステリー26 豊後一子相伝殺人事件(1999年(平成11年)) - 日田市
大友宗麟〜心の王国を求めて(2004年(平成16年)、NHK正月時代劇)
風のハルカ(2005年(平成17年) NHK朝の連続テレビ小説) - 当県が舞台となったシリーズ初の作品
陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜(2007年(平成19年) - 2010年(平成22年))
あっこと僕らが生きた夏(2011年(平成23年))
小説
恩讐の彼方に(菊池寛、1919年(大正8年))
ただいま零匹(火野葦平、1956年(昭和31年))
西海道談綺(松本清張、1976年(昭和51年))
生命燃ゆ(高杉良、1983年(昭和58年))
十角館の殺人(綾辻行人、1987年(昭和62年))
王の挽歌(遠藤周作、1992年(平成4年))
レジンキャストミルク(ライトノベル、藤原祐、2005年(平成17年) - 2007年(平成19年))
九年前の祈り (小野正嗣、2014年 (平成26年) )
音楽
荒城の月(瀧廉太郎、1901年(明治34年))
ひとりきり(かぐや姫、1972年(昭和47年))
漫画・アニメ
あたしンち(けらえいこ) - 立花一家の父母が県出身という設定。映画では、県内で母の同窓会が開かれた。
県立地球防衛軍(安永航一郎) - 作中では「九州某県」と記されているが、当県がモデルとされる
チューロウ(盛田賢司) - 大分市内がモデルとなっている
デトロイト・メタル・シティ(若杉公徳) - 主人公が出身という設定
ゲーム
ド田舎ちゃんねる5 〜こちら鈴音学園放送部〜
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】