★北海道・三陸★
品種【蝦夷ばふんうに】
北海道に多いですが、太平洋岸では千葉県以北、日本海側では富山湾から北に生息しているほか、朝鮮半島や中国東
北部、ロシアの方まで生息しています。 殻の色は各種あるが緑色が多い。以前は加工用として越前や下関へ送られて
いたが、冷蔵技術の発達で生ウニとして出荷されている。身は鮮やかな柿色で濃厚なコクと甘味が特徴で日本で獲れ
るウニのなかで最も美味と言われています。
品種【北紫うに】
外見はムラサキウニによく似ていますが、大きさが10センチぐらいとやや大きく、少し緑色がかっているなどの違
いがあります。分布は以外と広く、太平洋岸では相模湾から北、日本海側では山口県から北にまで生息し、朝鮮半島
や中国東北部にも分布します。産卵期は夏から秋にかけて。身は柔らかく大粒で淡い黄色をしていて、とろけるよう
な甘さとやさしい風味が特徴です。一般的に幅広い範囲で好まれる味です。
★北陸・中国地方・九州★
品種【ばふんうに】
北海道南部から九州にかけて広く分布するほか、朝鮮半島、中国にも生息しています。大きくても4センチ程度と小
さいうにです。トゲは細くて短く、全体的に黄褐色。身は1~2センチととても小粒ですが、鮮やかなオレンジ色を
していて濃厚なコクがあります。年々漁獲量も減っていて主に加工用のうにとして利用されています。
品種【むらさきうに】
日本海側では秋田県南部から、太平洋岸では茨城県以南の各地の磯で普通に見られるほか、台湾や中国にもいます。
殻の直径で5~7センチ程になります。トゲと表面は黒紫色ですが、明るい日差しに照らすと紫色に見えるところか
らムラサキウニという名前がついています。身は北紫うにより小粒ですがしっかりとしていて、濃い黄色で濃厚なコ
クとさっぱりとした甘味が特徴です。特に西になるほど色が濃く味が濃厚になります。(※産地によって差はありま
す。)
★九州★
品種【あかうに】
時にムラサキウニと間違われたりしますが、違う種類のうにです。東京湾あたりから西の日本に主に分布し、国外で
は済州島に分布する。大きさは5~7センチと大型ですが、高さがなくて平たくヒラタウニと呼ぶところもあるそう
です。殻の色は全体に赤褐色で、身が肉厚でしっかりとした粒感と濃厚なコク・甘味が特徴で、特に長崎県壱岐の赤
うには知る人ぞ知る高級珍味で多くの食通の方々を唸らせています。※食通の方を中心に、赤うにが最高の味と言わ
れる方も多々います。
私どもがご提供させて頂いているのは、ムラサキウニと通称言われている壱岐の赤うにです。
私はよく観光に来られる方にお勧めするウニ丼を食べたことはございません。
もちろん、赤うにの味は存じております。
では、なぜ食べれないか?商品だからです。
食べるなら売る、それが小さな頃からの私どもの育った地域の慣習です。
是非、壱岐・勝本町【汐彩屋】のうにをご賞味くださいませ。
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】