長崎・壱岐島で28年ぶりに日本酒造りが復活!新銘柄で再出発を果たした「横山五十」
長崎・壱岐島で28年ぶりに日本酒造りが復活!新銘柄で再出発を果たした「横山五十」の経緯をたどる。
1902年には17蔵の日本酒の蔵があったそうです。もちろん、焼酎も。28年ぶりも経っているのに正直、驚いた。「福椿」、「白椿」、「酔い心地」、「心意気」、漁師さんは、よく入れ墨を入れていた。昭和30年代、敗戦から立ち上がり日本が活気を取り戻しつつあった頃だろう。
私の母の兄は右腕に「心意気」、左腕に「酔い心地」と日本酒の銘柄が彫ってあった。なぜ「日本酒」なのかはわからずじまいでした。
休蔵や廃業寸前の酒蔵が造りを再開するニュースは、日本酒業界はもちろん、日本酒ファンにもうれしいものです。
長崎県壱岐島で「ちんぐ」などの麦焼酎を造る重家(おもや)酒造もそのひとつ。2018年12月13日、都内で日本酒の新酒お披露目会を開催しました。
■28年ぶりに壱岐島での日本酒造りが復活
壱岐島は、日本初の原産地呼称に認定された「壱岐焼酎」と呼ばれる麦焼酎が有名な地域。青い海に囲まれた離島では、漁業はもとより米作りも盛んで、1902年には17蔵もの日本酒蔵があったそうです。
時代の流れから、島の酒蔵は減り続けました。最後に残った重家酒造も、1990年に日本酒造りを断念。
しかし28年の時を経て、焼酎造りを続けることで蔵を受け継いだ横山雄三さん、太三さんのご兄弟が日本酒蔵を再建し、壱岐島での日本酒造りを復活されました。
是非、一度ご賞味くださいませ。
【日本酒】
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【麦焼酎】 |
店名
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【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】