基本情報
所在地:福岡県筑紫野市紫二丁目449-11
紫駅
紫駅(むらさきえき)は、福岡県筑紫野市紫二丁目449番11号にある西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅である。2010年3月27日に開業し、西鉄の全鉄道路線の中では最も新しい駅である。
天神大牟田線の新駅としては1992年3月25日に開業した三国が丘駅(小郡市)以来。西鉄の新駅としても同年10月25日に開業した北九州線の西黒崎駅(北九州市八幡西区)以来である。
歴史
以下、特記がない限り、西日本鉄道公式ウェブサイトのニュースリリース内での発表。
2007年(平成19年)
6月1日 - 2008年春に新駅を開業予定である旨を発表(計画当初の駅名は二日市南駅)。
10月23日 - 用地買収の遅れにより、着工の目途が立たないことによる開業延期の旨が発表される。
2009年(平成21年)2月24日 - 駅名を所在地名称に合わせ「紫(むらさき)駅」とすること、同年3月から工事に着手することが発表される。
2010年(平成22年)3月27日 - 開業。
2017年(平成29年)2月1日 - 駅ナンバリングを導入。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎はホームごとに別々の東口と西口を設ける双胴駅で、井尻駅とよく似た構造だが、ホームには跨線橋などがなく、改札口に入場した後のホーム相互間の移動が不可能となっている。これに配慮して、それぞれの改札前に存在する運賃表や自動券売機で、反対方向の切符を買わせないような配慮がとられている(上りホーム改札の路線図に下り方面の運賃を掲載しない、上りホームの改札で330円以上の乗車券は購入できない、など)。
開業当初よりnimocaが利用可能であり、それに対応した自動改札機が設置されている。
改札 - ホーム間は段差のないバリアフリー構造となっている他、車椅子対応トイレが設置されている。また、ホームには冷暖房完備の待合室が設置されている。 下りホームの大牟田よりは道路が隣接しているため、幅が非常に狭い。
通常西鉄の駅舎に掲げられる駅名標示は青色のものが大半だが、当駅の駅舎入口上にある駅名標示は紫色で書かれており、その下の部分には紫色のラインが施されている。
ももクロとのコラボレーション
2015年10月31日に、近隣の大宰府政庁跡でももいろクローバーZのライブ「男祭り2015 in 太宰府」が開催されるのに合わせて、メンバーの高城れにのイメージカラーが紫であることから、上り方面駅舎の駅名表示を、「西鉄紫駅だZ!」という「ももクロ仕様」にした (10月30日の午後4時ごろから31日の終電までの限定)。
西鉄側は、同年4月に福岡ドームで開催されたライブの際に紫駅がファンの間で話題となったことを知り、「全国から来るももクロファンのために、西鉄として何かできないかと思いました」と、この催しを実施した理由を説明している。当日、実際にファンが記念撮影に集まった。
2016年3月26日と27日の福岡でのライブに際して、再び期間限定で「ももクロ仕様」となった。
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】