基本情報
住所:〒818-8686 福岡県筑紫野市二日市西一丁目1番1号
電話:092-923-1111
筑紫野市
筑紫野市(ちくしのし)は、福岡県の中西部、筑紫地域に位置する市。「博多の奥座敷」と称される二日市温泉がある。
地理
天拝山山頂から望む筑紫野市二日市地域(手前)。奥の方に広がるのは太宰府市
福岡県の中部に位置し、市域の南西部で佐賀県に接する。また、佐賀県との県境付近は脊振山系山地にあたり、基山・権現山などの山がある。北東部から東部にかけての飯塚市との境界付近は三郡山系山地にあたり、宝満山・三郡山など標高800-900m級の山がそびえる。
福岡市から南に約15km、久留米市から北に約20kmの地点にあり、両市の中間に位置する。小郡・筑紫野ニュータウンの開発等により、毎年人口が増加傾向にある。
旧来より筑紫地域における行政の主要拠点のひとつであり、地区内を管轄とする税務署・法務局・警察署など行政機関が所在する。また、水道・消防・ゴミ処理・火葬場等の広域行政は同地区内で緊密な連携をしている。
JR鹿児島本線と西鉄天神大牟田線がほぼ並行して市中央部を南北に貫いており、福岡市中心部へは電車で15分前後の所要時間である。JR二日市駅・西鉄二日市駅付近や二日市温泉周辺など旧来からの中心市街地は、隣接する太宰府市の中心市街地とほぼ一体化し、古くからの町並みがほぼそのまま残るため道路幅員が狭く、住宅地の中にも乗用車が離合できない狭い道幅の箇所や、近隣の地区に自動車を使用して移動する際に迂回を必要とする箇所が存在している。このほか、西鉄朝倉街道駅周辺や、ゆめタウン筑紫野から国道3号下を潜る道路などは、歩車分離による歩行者安全性の確保が行われていない。近年、主要駅周辺での整備事業が行われるようになったが、市制施行以来、区画整理事業は行われたものの、行政担当者が「当市はこれまで市街地再開発事業の経験がないと答弁するなど、これらの事業は端緒についたばかりである。
隣接する自治体
福岡県
飯塚市
小郡市
大野城市
太宰府市
筑紫郡那珂川町
糟屋郡宇美町
朝倉郡筑前町
佐賀県
鳥栖市
三養基郡基山町
地名
上古賀(旧二日市町) かみこが
杉塚(旧二日市町) すぎづか
塔原(旧二日市町) とうのはる
二日市(旧二日市町) ふつかいち
武蔵(旧二日市町) むさし
紫(旧二日市町) むらさき
石崎(旧山口村) いしざき
古賀(旧山口村) こが
俗明院(旧山口村) ぞくみょういん
萩原(旧山口村) はぎわら
針摺(旧山口村) はりすり
平等寺(旧山口村) びょうどうじ
山口(旧山口村) やまぐち
立明寺(旧山口村) りつみょうじ
岡田(旧筑紫村) おかだ
隈(旧筑紫村) くま
下見(旧筑紫村) したみ
筑紫(旧筑紫村) ちくし
常松(旧筑紫村) つねまつ
永岡(旧筑紫村) ながおか
西小田(旧筑紫村) にしおだ
原田(旧筑紫村) はるだ
諸田(旧筑紫村) もろだ
若江(旧筑紫村) わかえ
阿志岐(旧御笠村) あしき
天山(旧御笠村) あまやま
牛島(旧御笠村) うしじま
大石(旧御笠村) おおいし
香園(旧御笠村) こうぞの
原(旧御笠村) はる
本道寺(旧御笠村) ほんどうじ
柚須原(旧御笠村) ゆすばる
吉木(旧御笠村) よしき
山家(旧山家村) やまえ
以下、区画整理や住居表示実施により発足した町名である。
美しが丘北1丁目~4丁目(原田・若江・筑紫より発足) うつくしがおかきた
美しが丘南1丁目~7丁目(原田より発足) うつくしがおかみなみ
岡田1丁目~3丁目(岡田・下見などより発足) おかだ
筑紫駅前通1丁目~2丁目(筑紫・若江・下見より発足) ちくしえきまえどおり
天拝坂1丁目~5丁目(塔原・杉塚より発足) てんぱいざか
原田1丁目~8丁目(原田などより発足) はるだ
光が丘1丁目~5丁目(隈・西小田・若江より発足) ひかりがおか
美咲(下見より発足) みさき
むさしケ丘1丁目~4丁目(3丁目までは1992年、俗明院・立明寺・永岡・萩原より発足。2015年、4丁目が追加で発足) むさしがおか
桜台1丁目~2丁目(1993年、常松・永岡・諸田より発足) さくらだい
二日市北1丁目~8丁目(1997年、二日市・紫より発足) ふつかいちきた
紫1丁目~7丁目(6丁目までは1998年、7丁目は1999年、紫・二日市・石崎より発足) むらさき
上古賀1丁目~4丁目(1999年、二日市・紫・石崎・上古賀より発足) かみこが
二日市南1丁目~4丁目(1999年、上古賀・二日市・石崎・立明寺より発足) ふつかいちみなみ
湯町1丁目~3丁目(2000年、二日市・塔原・武蔵・上古賀より発足) ゆまち
塔原東1丁目~5丁目(2001年、塔原・二日市より発足) とうのはるひがし
二日市西1丁目~4丁目(2001年、二日市・塔原より発足) ふつかいちにし
二日市中央1丁目~6丁目(2002年、二日市・塔原・紫より発足) ふつかいちちゅうおう
杉塚1丁目~7丁目(2003年、杉塚・塔原より発足) すぎづか
塔原西1丁目~3丁目(2003年、塔原・杉塚より発足) とうのはるにし
塔原南1丁目~3丁目(2003年、杉塚・塔原より発足) とうのはるみなみ
武蔵1丁目~5丁目(2003年、武蔵・上古賀より発足) むさし
石崎1丁目~3丁目(2004年、石崎・二日市・紫・針摺より発足) いしざき
俗明院1丁目~2丁目(2006年、俗明院・立明寺・針摺より発足) ぞくみょういん
針摺北(2006年、針摺より発足) はりすりきた
針摺中央1丁目~2丁目(2006年、針摺・石崎より発足) はりすりちゅうおう
針摺西1丁目~2丁目(2006年、針摺・石崎・立明寺より発足) はりすりにし
針摺東1丁目~5丁目(2006年、針摺・石崎・立明寺・牛島・永岡より発足) はりすりひがし
針摺南1丁目~2丁目(2006年、針摺・永岡より発足) はりすりみなみ
歴史
1889年4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる御笠郡二日市村・山口村・筑紫村・御笠村・山家村が発足。
1895年8月27日 - 二日市村が町制施行し、御笠郡二日市町となる。
1896年4月1日 - 那珂郡・席田郡・御笠郡の三郡を統合し、筑紫郡となる。
1955年3月1日 - 二日市町・山口村・筑紫村・御笠村・山家村が合併(新設合併)し、筑紫郡筑紫野町が発足。
1972年4月1日 - 市制施行により筑紫野市となる。
平成の大合併における議論[編集]
本市は地理的、歴史的に繋がりの深い太宰府市との合併を望んだが、実現には至らなかった。
行政
市長
藤田陽三(2期目)
任期:2019年1月31日
議会
定数:22人
任期:2014年5月25日~
議長 赤司 泰一 副議長 高原 良視 監査 佐藤 政志
会派 つくし野(11名) 市民会議(5名) 公明党筑紫野市議団(3名) 共産党筑紫野市議団(2名) 会派に所属してない議員(1名)
市の施設
筑紫野市民図書館
筑紫野市文化会館
筑紫野市歴史博物館(ふるさと館ちくしの)
筑紫野市総合公園
山家スポーツ公園
筑紫野市陸上競技場
カミーリヤ
山神キャンプ場
竜岩自然の家
二日市コミュニティセンター(旧筑紫税務署庁舎)
水道
括弧内は水源地またはその施設名など。
山口浄水場系(水呑ダム: 1959年12月完成、容積85,000m3)
常松浄水場系(地下水)
山神水道企業団水系(山神ダム)
福岡地区水道企業団(筑後大堰)
国の機関
福岡法務局筑紫支局
福岡国税局筑紫税務署
ふるさとハローワーク(地域職業相談室)
県の施設
農業総合試験場
食肉衛生検査所
県立総合射撃場
福岡県工業技術センター(企画管理部・化学繊維研究所)
警察
福岡県警察筑紫野警察署
西鉄前交番
二日市駅前交番
針摺交番
原田交番
御笠駐在所
山家駐在所
山口駐在所
消防
筑紫野太宰府消防本部
筑紫野消防署
筑紫野消防署南出張所
その他
筑紫公証役場
筑慈苑
福岡共同公文書館
経済・産業
本社を置く主な企業
キャタピラー九州
トヨタ部品福岡共販
西鉄ストア
福岡ヤクルト工場
かつて本社を置いていた企業
九州森永乳業 - 森永乳業の子会社で本社及び工場が置かれていたが、2011年10月に解散。工場の跡地は現在更地であるが、2015年に筑紫野市役所の新庁舎が跡地に建設される事が発表された。
事業所を置く主な企業
九州電力 福岡南営業所
九電工 福岡南営業所
西日本鉄道(西鉄)筑紫車両基地
日本たばこ産業(JT)九州工場
その他団体・商業施設[編集]
イオンモール筑紫野
福岡県赤十字血液センター
筑紫野郵便局
筑紫農業協同組合
福岡県醤油醸造協同組合
イオンモール筑紫野
シュロアモール筑紫野
筑紫野ベレッサ
ゆめタウン筑紫野
筑紫野天拝の郷・天拝の湯
筑紫野温泉アマンディ
ガーデンスパ・パルクの湯
【壱岐の象徴・猿岩】
【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】