天比登都柱(あめのひとつばしら) それは夢の島・壱岐
また神の世界と地上の世界を結ぶ一本柱の國、それが壱岐

どうぞ、食を文化をご堪能ください

最近感じること

壱岐という離島についてもう既に変わってる。スピードの速い現代社会。
SNS上で感じること。Facebook率は減り、InstagramからTikTok、YouTube、short動画など。

不思議に復活しているX。

みんなの行動を見てみると旧町の境はないように感じる。
自分のアイデンティティが勝本町勝本浦にあることは間違いないと思う。
大都市から見ればニッチであると思われる垣根がなくなってるような気がする。

勝本弁を勝本浦では喋ってもに壱岐高校に行けば上手く会話できてるんだろうなと思う。
彼らが生れた時はもう既に漁船数も少なくなっていて、漁師町という認識はないんじゃないかと思ったりする。

何度も書くが都道府県の漁獲高は1位・北海道、2位・長崎県。
長崎県の県下一がJF勝本という時代が長かった。
それも知らないだろう。
ある意味、人口減少と中学校の統廃合で急速に垣根がなくなったのかなと。

10年の経過でここまで変わるのが今の社会なんだろうなと思う。
過疎が進むのは自明の理であり、僕自身が老害の域に入ってることは当然で自分が20歳の時、50代の集団に入るかと言えば入らないし、入らなかった。

一昨日、妹から香典の話で電話があった。
なぜか五島に行ったことがあるか聞いてみたら、「ない」と。
どこか離島に行ったことがあるか尋ねると「ない。なんで離島で生まれ育ってわざわざお金払って離島に行かないけんと?フェリー苦手やし。」そうだろうと思う。

率から言えばほぼ島から出た人間は戻ってこない。
特に多いのがうちの町。

今、壱岐にいる若者は自分たちの価値観で幸福を感じてるんじゃないかなと思う。
ただ本音は「一度は島を出て社会を見た方がいい」と思ってる。
理由は明確で他の自治体で離島じゃなく、人口規模が同じくらいの自治体と違うのは陸路で思い立ったらすぐ都市部に出れるし、社会見学を常にしてる感覚。こういったことはネットで解決。とはならない。

そして重要なのは産業。
すぐに走りがちな企業誘致。
壱岐に来て企業側にメリットはほぼないと思う。
慈善事業になるとなんにも残らない。

やはり、ループすると「観光業」になる。

そういった意味で長崎県のIR不承認には正直、ショックを受けた。
最後のカードだと思ってた。

壱岐に関しては邪魔にならないよう勧めたいこと勧めようと思った。

幸か不幸か田舎って10年で大きく変わるね。

今感じていることはいい方に変わったと考えることにした。
 

JF勝本(実家の裏から)




 

【壱岐の象徴・猿岩】

猿 岩

 

【全国の月讀神社、月讀宮の元宮】 

月 讀 神 社