※都道府県別の47ですが、今回10位に限定させて頂きました。
土壌の下に二匹いるブランドアジ
ここで日本にどれだけのブランドアジがあるかデータを引っ張ってきました。
関アジ(大分県大分市佐賀関)
ごんアジ(長崎県長崎市)
野母んあじ(長崎市長崎市野母崎)
岬(はな)アジ(西宇和郡伊方町)
北浦灘アジ(宮崎県日向市)
どんちっちアジ(島根県浜田市)
倉沢のアジ(静岡県静岡市清水区)
黄金アジ(千葉県富津市)
旬あじ(長崎県松浦市)
岬アジ(愛媛県松山市)
小田原のアジ
熱海綱代アジ
千葉産アジ
佐賀県のアジ(佐賀県唐津市)
熊本県のアジ
北浦灘アジ(宮崎県宮崎市・都城市・日南市)
瀬つきアジ(山口県萩市・長門市)
津アジ(大分県津久見市)
これを見て何かお気づきになられませんか?
西日本比率が高いです。
やはりアジ、サバは西日本、特に玄界灘、東シナ海です。
さて、刺し身で食べたらどれが美味しいでしょう?
私は長崎県松浦市の旬(とき)アジだと思います。
本来、アジ、サバは安価で売られています。
恐らく皆さんはブランド化が確立されている大分市佐賀関の関あじだと思ったことでしょう。一尾3,000円で出たりしてます。
うちの漁師が見学に行き「豊後水道は流れがが早い。あんたんとこで釣った魚が旨いと思うよ。」、このことは私も現地で聞きました。
第一次産業の問題は後継者不足です。佐賀関は漁師の平均年齢70歳。
就労移住を10名成功させていました。これは就農移住に比べて非常に難しいと考えています。後継者育成に関しては富山県氷見市に適うところはないと思います。魚「氷見の寒ブリ」も別格ですが、組合員のモチベーション、そして中学生からインターンシップを取り入れてます。もちろん外国人労働者もいますが。「氷見の寒ブリ」に関しては、南房総市で魚屋さんと意気投合!
以前、築地で働いてらっしゃったっみたいですが、氷見市のシステムに関しては絶賛しておられました。
漁師の息子→会社員
会社員の息子→漁師
というパターンが多いそうです。
「一本釣りはどこで釣ってもいい」というルールがあり、大分県庁舎に飛び込んで交渉しようと思ったら、あっさり「いいですよ。でも、お宅の船何トンですか?」と聞かれ「小舟と4t~7tクラスです」と答えると「ちょっと厳しいかもしれないですね。うち3tクラスですが船底が・・・。」
なぜか、はしゃぎ出された女性課長さん、「だいたいアジやサバ目がけて釣りに行きます?まあ、外れを釣ってブランドになってしまう。って面白いですよね(笑)」そうなんですよね。スーパーなどで一尾350円などを見かけますよね?
一本釣りの場合、他の魚を目がけて釣りにいって、かかるのがアジ、サバなんですよね。
どれだけの競り値だろう?こういう場合、漁師は家で食べます。
もったいない話しですよね。
ここで漁法について